ビットコイン円、ドルテザーの新規発行を受けてショートカバーが強まる展開(10/8朝)

昨日(10/7)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は急落後に急反発。

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ビットコイン円、ドルテザーの新規発行を受けてショートカバーが強まる展開(10/8朝)

ビットコイン円、ドルテザーの新規発行を受けてショートカバーが強まる展開

昨日の概況

昨日(10/7)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は急落後に急反発。①出来高減少に伴う需給面の悪化(=マイニングファームによる在庫調整圧力が恒常的に存在する為、それを打ち返すだけの好材料がなければ、受給的に供給超過の状態となる)や、②それを見越した先物市場でのショート積み増し(※CryptoFacilitiesなど一部の差金決済型先物取引所で、スポットより先物価格が低くなるバックワーデーションが見られたこと)、③プットオプションを用いたダウンサイドリスクのヘッジ(※約定時にデルタヘッジを行わない個人投資家・実需によるダウンサイド・プットの買いは、マーケットメイカー側のデルタヘッジのBTC売りを通じてBTC価格を押し下げる効果をもたらす)、④電子決済大手米Paypalが米Facebook が主導する仮想通貨(暗号資産)Libraの運営団体への加盟を見送ることを発表したこと等が重石となり、日本時間朝方には、6/10以来、約4ヶ月ぶり安値となる83.1万円まで下げ幅を広げました。

しかし、6/4安値80.7万円(※添付チャート緑色の水平点線部分、6月後半のビットコイン急騰直前の最後の押し目)をバックに下げ渋ると、ドルテザーの新規発行(計32,387,600USDT)に伴うBTC上昇期待(テザー砲期待)が支援材料となり、米国時間午後にかけて89.2万円まで急伸しました。もっとも、90万円付近では戻り売り意欲も根強く、伸び悩むと、引けにかけて小反落。本稿執筆時点(朝5時15分時点)では88.5万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は安値更新後に急伸する力強い動きとなりました。市場に溜まっていたショートポジションが、ドルテザーの新規発行を通じて、ロスカットに繋がった格好です(或いは8000ドルPUTから湧き出ていたデルタショートを急いで買い戻す動き)。とはいえ、前回ドルテザーが新規発行された10/1は、直後に92.1万円付近まで上昇するも反応は一時的となりました。この為、今回も同様のパターン(急伸後の急反落)を念頭に置いたトレードが必要となるでしょう。ポイントとしては、前回止められたフォボナッチ半値押しの92.5万円(昨年12月の安値35.4万円と今年6月の高値149.5万円の半値押し)や、200日移動平均線(EMA)が走る93.4万円付近を突破できるか否か。同水準を突破できるようであれば、ビットコイン価格が100万円トライに向けて突き進む可能性もあり、地合いが一気に好転する期待が高まります。

一方、同水準を突破できず反落に転じる場合は、前回同様のシナリオが想起されることから、ビットコイン円相場が短期間で大きく下落(テザー砲による押し上げ期待の剥落、全値押し)するリスクが高まります。当方は後者のシナリオを想定しており、本日のビットコイン円相場は戻り売り優勢の展開を予想いたします。(本日の予想レンジ:85万円ー91万円)

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ビットコイン円日足

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