ビットコイン円、国慶節明けの需給改善期待で上昇するも90万円トライに失敗(10/9朝)

昨日(10/8)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は上昇後に反落。

関連通貨:

ビットコイン円、国慶節明けの需給改善期待で上昇するも90万円トライに失敗(10/9朝)

ビットコイン円、国慶節明けの需給改善期待で上昇するも90万円トライに失敗

昨日の概況

昨日(10/8)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は上昇後に反落。①ドルテザーの新規発行(計32,387,600USDT)を通じてBTC上昇期待(テザー砲期待)が高まったことや、②中国の大型連休(国慶節)明けに伴う需給(出来高)改善期待、③CryptoFacilitiesなど一部の差金決済型先物取引所の直先スプレッドが再びコンタンゴに戻ったこと、④Deribitなど仮想通貨オプション市場で見られていた過度なダウンサイド買い圧力が後退したこと(リスクリバーサルにおけるBTCプットオーバーの縮小)が支援材料となり、ビットコイン円は、東京時間正午にかけて高値89.5万円まで上昇しました。しかし、心理的節目90万円を前に戻り売りが強まると、俄かBTCロングの投げを巻き込みながら、米国時間朝方に87.1万円まで下落しました。

もっとも、⑤米国による中国企業のエンティティ・リスト入りと、⑥それに対して中国側が報復措置をにじませたこと、⑦上記⑤と⑥を受けて米中リスク再燃→QC買い→USDT買い→ビットコイン買いへの波及が意識されたこと、⑧国際取引所連合(WFE)が英金融行動監視機構(FCA)に対して、仮想通貨(暗号資産)デリバティブの個人投資家向け販売を禁止しないよう要請したこと等が下支えとなると、引けにかけて幾分持ち直す展開に。本稿執筆時点(朝5時15分時点)では87.7万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は、ドルテザーの新規発行をトリガーにショートカバーが進みましたが、やはり90万円手前で伸び悩む動きとなりました。前回ドルテザーが新規発行された10/1も、92.1万円をトップにその後反落に転じております。フォボナッチ半値押しの92.5万円(昨年12月の安値35.4万円と今年6月の高値149.5万円の半値押し)や、200日移動平均線(EMA)が走る93.2万円付近を突破することは容易ではなく、今回も前回同様のシナリオ(テザー砲による押し上げ→90万円をバックに戻り売り→俄かロングの投げ→ビットコイン全値押し)を念頭に置いたトレードが必要となりそうです。事実昨日は、仮想通貨(暗号資産)オプション市場で、短期物のCALL売りと思しきトレードが複数散見されました。米中に絡むヘッドラインや、国慶節明けの中国フローを睨みながらも、本日は、ビットコイン円相場の反落を予想いたします。(本日の予想レンジ:84万円ー90万円)

ビットコイン円、国慶節明けの需給改善期待で上昇するも90万円トライに失敗

ビットコイン円日足

関連記事

ページトップへ戻る