ショートポジションの減少(19/10/23)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが軟調。上値の重い展開となって推移しています。

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ショートポジションの減少(19/10/23)

ショートポジションの減少

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8142.4ドル(-0.95%)
イーサリアム:172.45ドル(-0.60%)
リップル:0.29397ドル(+0.74%)
ビットコインキャッシュ:229.29ドル(-2.34%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが軟超。上値の重い展開となって推移しています。そこまで大きな動きとなったわけではありませんが、フェイスブックの仮想通貨リブラに対してムニューシン米財務長官が『2020年半ばまでにリブラを導入する計画は時期尚早』との認識を伝えたといったニュースが警戒されています。その中でムニューシン米財務長官はマネーロンダリングや不正行為の防止などの根幹的な問題が存在すると指摘しています。個人的にはそういったこと以上に問題を抱えているという認識ですが、いずれにせよリブラに対する後ろ向きな発言が相場の重しとなっています。その他のコインはリップルが独自要因で堅調地合いを維持していますが、全体的には上値を抑えられています。

さて、ここ最近のビットコインの動きは比較的狭いレンジでの動きが継続しており、大きな方向感の見えにくい状況となっています。やや上値の重さが意識されているようにも見えますが、積極的に下値を拡大する動きにもなっておらず、狭いレンジでの動きが展開されています。市場にはエネルギーが蓄積されてきていると思われますので、動き出したら大きなものとなる可能性は十分にありますが、目先は上下のどちらに動くかが見えにくく、様子見を強いられているといったところでしょう。

こうした動きを意識してか、メモリプールは低位で安定していますし、トランザクションも大きな動きを見せていません。手数料も上値を抑えられる状況であり、先行きに対する警戒感が強まる状況です。手数料に関してはビットコインの価格に直接的に影響を受けるので一概には言えないところですが、アクティブアカウントが減少傾向にあることは懸念を強めるものと言えるでしょう。

こうした中で、海外取引所BitfinexのBTC/USD証拠金取引におけるロングポジションとショートポジションの比率に変化が生じてきています。これまでもロングポジションが優勢であり、10月に入り73%前後を挟んで狭いレンジで動いていました。しかし、今週に入ってからロングの比率が増加し、80%に迫る水準まで上昇してきています。80%を超えるのは8月21日以来となっています。

これに関してはロングが増加したというよりもショートポジションの減少が要因となっています。ここまで上値の重い展開を続けてきたものの、先行きに対する思惑から買い戻しの動きが展開されているといった状況です。今後もこういった動きが継続するかどうかに注目です。ただ、ロングポジションが80%を超えてくると、これまでは修正の動きが強まる流れとなっていました。今回もそういった動きとなるのであれば、買いポジションの減少もしくは売りポジションの増加がみられるでしょう。そうなれば、ビットコイン価格は上値を抑えられやすくなるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を意識した動きとなっています。ここからバンドの+2σまで上昇するのか、-2σまで下落するのかといったところが注目です。このバンドの±2σと中心線が節目として意識される価格であり、上から8570ドル前後、8220ドル前後、7860ドル前後の水準となっています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直して中心線まで上昇したものの、そこでは抑えられる動きが展開されています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかに注目です。バンドの±2σはほぼ横ばいであり、バンド幅は比較的狭い局面です。市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われますので、バンドブレイクからバンドウォークといった動きには注意を要するところです。目先は上値の重さが意識されているので、バンドの-2σまで下落する展開を意識しておきたいところです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっていましたが、%Kが腰折れして下落しており、このまま下値圏に入るかどうかに注目です。流れとしては下値圏まで下落する可能性が高そうで、目先は売り優勢と言えそうです。%Dは上昇基調であり、このままの流れを維持できるかがポイントです。一時的二は上値の重い展開からバンドの-2σまで下落するといった動きを予想しています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、+1σで支えられる場面もありましたが、目先は下げ幅を拡大してバンドの中心線まで下落する展開となっています。バンドの中心線で支えられるかどうかに注目です。バンドの+2σは上昇基調から横ばいへと転じており、先行きはレンジ圏での動きが意識されやすくなっています。一時的には持ち直すものの、大きな動きにはなりにくいでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスから下落しての動きです。そろそろ%Kは下値圏に入りそうです。%Dも下落の勢いが強まっており、売り優勢の展開ということができそうです。%Kが下値圏で横ばいといった動きになれば、バンドの中心線で支えられずにバンドの-2σまで下落といった動きとなる可能性もあるだけに、方向感に十分注意したいところです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
8570ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8220ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

8140ドル:現在値

8000ドル:心理的な節目
7860ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7460ドル:6月6日の安値
7000ドル:心理的な節目

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