Crypto Fear and Greed Index(19/10/24)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅下落となって推移しています。

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 Crypto Fear and Greed Index(19/10/24)

Crypto Fear and Greed Index

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:7514.9ドル(-7.89%)
イーサリアム:160.53ドル(-7.41%)
リップル:0.26756ドル(-9.92%)
ビットコインキャッシュ:209.50ドル(-9.40%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅下落となって推移しています。5か月ぶりの安値更新であり、警戒感が強まっています。その他のコインも軒並み下落しています。フェイスブックのザッカーバーグCEOが米下院金融サービス委員会の公聴会に参加し、米当局の承認が得られるまでリブラ計画の実施を遅らせることも厭わない方針を再確認したことなどが嫌気されている局面です。個人的にはフェイスブックがリブラの中心メンバーである限り承認は得られないと思われますので、リブラが完全に頓挫する可能性が高まっているのではないかと考えています。

昨日、海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引におけるロングポジションの比率が80%に迫る水準まで上昇したことを書きましたが、今回の急落によりショートポジションが積み上がり再び75%程度にまで低下しています。現状ですぐにこの比率が逆転するとは考えにくいところですが、ショートポジションがさらに積み上がる可能性もありますので、その点は注意が必要でしょう。ポジションに関しては積み上がったものはいずれ解消されるものですので、買いポジションが急激に巻き戻されることで価格の急落といったことが起こる流れも頭には入れておきたいところです。

さて、ウェブサイト・ソフトウエア比較会社のAlternative.meが制作した指数に『Crypto Fear and Greed Index(恐怖と欲望指数)』というものがあります。これは仮想通貨(暗号資産)市場における恐怖と欲望の度合いを示したもので、100に近づくほど欲望(楽観)が、0に近づくほど恐怖(悲観)が強い状況を表します。

昨日のの『Crypto Fear and Greed Index』は33とやや恐怖が意識されていることがわかります。ちなみに年初から見ていくと、8月22日に最安値の5を付けています。これは8月頭からの下落基調が意識されての動きであり、やはり大きく下落する場面でIndexは下落しています。一方、年初来の高値は6月26日の95です。このころは価格がやや乱高下する局面でしたが、リブラの発行計画などもあり、先行きに対する期待感が高まる局面でした。

ここ最近の『Crypto Fear and Greed Index』は8月10日に59を付けて以来、50を下回る水準での推移が続いています。過度な悲観は見られていないものの、期待感はかなり剥落しており、今回の下落により指数が下落基調を強める可能性もありそうです。

この『Crypto Fear and Greed Index』に関してはボラティリティや市場取引量、占有率などのパラメーターを入力して算出しているものです。このIndexは2018年の2月からスタートしたものであり、実際どの程度参考になるのかはまだ不透明と言わざるを得ません。ただ、高値を付けた6月26日に関しては27日に年初来高値を付けてそこから下落しています。また、安値を付けた8月22日もそこから一時的に持ち直す動きを見せています。過度の楽観・過度の悲観に関しては調整の動きが入りやすいといった可能性は意識しておきたいところです。昨日の急落により、今日のIndexの動向も気になるところです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を意識した動きから一気に急落してバンドの-2σをブレイクする動きです。ここからバンドウォークとなる可能性も十分にあるため注意が必要でしょう。下値は心理的な節目である7000ドル、上値はバンドの-2σである7700ドル前後、さらにはバンドの中心線である8170ドル前後が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を意識しての動きから一気にバンドの-2σまで下落し、さらにバンドブレイクがみられています。バンドの+2σが上昇に転じており、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。このままバンドウォークとなる可能性は高まっており、安易な押し目買いは危険でしょう。バンドの+2σが上昇基調を維持すればバンドウォークが、横ばいから下落に転じれば一時的には調整の動きが入りそうです。そう考えると、バンドの+2σの方向感には特に注意を払っておきたいところです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。%Kは下値圏に入っており、%Dもそろそろ下値圏に入りそうです。売りの流れが強まっており、さらに下落する可能性もあるでしょう。%Kの方向感に注意といったところでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクして下値を拡大しての動きです。ただ、-2σからの乖離が大きくなったため、その調整の動きから目先は下げ渋っています。とはいえ、バンドの+2σは上昇基調であり、バンド幅の拡大基調は維持されています。目先は下げ渋っていますが、このまま上昇基調を維持するかは不透明であり、ここからさらにバンドウォークとなって下値を拡大するといった動きを見せても全くおかしくはありません。バンドの+2σの方向感に注意しつつ、基本的には売り目線で見ておくのが良いのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下値圏での動きですが、ゴールデンクロスとなっています。このまま上昇基調を維持することができるかがポイントとなりそうです。上昇基調を維持した場合はバンドの中心線を目指しての持ち直しとなりそうですが、%Kの上昇の勢いが早くも落ちてきている点などを考えると、あまり過度な期待も難しい局面ということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
8640ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8170ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8000ドル:心理的な節目
7700ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

7510ドル:現在値

7460ドル:6月6日の安値
7000ドル:心理的な節目

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