Bakktの先物取引とBitfinexの証拠金取引(19/11/12)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下げ幅を拡大する展開となり、その他のコインも軟調地合いで推移しています。

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Bakktの先物取引とBitfinexの証拠金取引(19/11/12)

Bakktの先物取引とBitfinexの証拠金取引

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8743.8ドル(-3.61%)
イーサリアム:285.88ドル(-1.95%)
リップル:0.27433ドル(-2.90%)
ビットコインキャッシュ:288.41ドル(-2.06%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下げ幅を拡大する展開となり、その他のコインも軟調地合いで推移しています。昨日、ハッシュレートが1億TH/sを下回って推移しているということを書きましたが、そこから持ち直す動きを見せて、1億TH/sを回復しています。これが今後、ビットコイン価格にポジティブな影響を与えるかどうかを慎重に見極めていきたいところです。

さて、Bakktのビットコイン先物の取引高が伸びているといったニュースが入っています。9月にスタートした時は低調なスタートで警戒感が高まるところとなりましたが、ここ最近は順調に取引高が伸びていることがうかがえる状況となっています。Bakktのビットコイン先物が広く認知され、取引高が伸びる流れが継続すれば、ビットコインの普及などの観点からも良い影響をもたらすものと思われます。

その一方で、海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引のロングポジションとショートポジションの動向を見ると、ロングもショートも9月のピークからポジションの減少が意識されるところです。ロングポジションは9月に合計で29000BTCに迫る水準に積み上がっていましたが、現状は26000BTCを割り込む水準で推移しています。一方、ショートポジションは9月に合計で13000BTCを上回る水準に積み上がっていましたが、現状は6000BTC前後の水準となっています。いずれもポジションを解消する流れとなっており、現状の方向感の見えにくい状況を眺めて決済に動いているのではないかと思われる局面です。

Bakktの取引が増えたからBitfinexの証拠金取引が減ったというわけではないと思いますが、まだまだ仮想通貨(暗号資産)市場の取り巻く環境が好転といったわけではないようにも思われます。特に証拠金取引のほうはロングポジションが積み上がっており、価格が急落ということになったら一気にポジションの解消へと動く可能性も残っています。それがさらに価格を押し下げる要因となりかねないだけに、これらの動向には注意を払う必要がありそうです。

個人的にはビットコイン価格は年末に向けて下げ余地があるのではないかとみていますが、中国の動向や半減期に対する思惑などもあり予断を許さないところです。目先は様子見ムードが意識されているように思われますが、動き出したら大きなものとなる可能性は高いのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を挟んでの動きであり、バンドの±2σが節目として意識される可能性が高まっています。レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。現状+2σが10130ドル前後、-2σが7880ドル前後となっています。あとはバンドの中心線である9010ドルや10000ドルなどが意識されることとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を挟んでの動きです。昨日の下落で中心線を下抜ける動きが展開されています。このまま下落基調を強めるかどうかに注目が集まります。支え切れずにバンドの-2σまで下落といった動きになる可能性も十分にありそうです。バンド幅は縮小傾向であり
、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われますが、まだ大きな動きにはなりにくいのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%Kが底打ちから上昇していましたが、目先は腰折れして再度下値圏に入っての動きです。上値の重さが意識される状況となっています。一方、%Dは下落基調から小幅に持ち直しての動きです。これが上昇基調を維持することができるかどうかに注目が集まりそうです。まだ上昇の勢いは弱いので、下値圏での動きを維持する可能性もあるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σで支えられて小幅に上昇しての動きです。目先は様子見ムードが強まっており、方向感の見えにくい状況です。バンドの±2σが横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすいところです。ただ、バンド幅は比較的狭く、市場にはエネルギーが蓄積されている状況です。動き出したら大きくなる可能性もあるだけに、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下落基調です。急落する流れから目先はやや方向感の見えにくい状況ですが、上値の重さが意識される流れです。ここから反転上昇となるのかどうかに注目です。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10130ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9010ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

8740ドル:現在値

8000ドル:心理的な節目
7880ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7000ドル:心理的な節目

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