デッドキャットバウンス(19/11/26)

仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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デッドキャットバウンス(19/11/26)

デッドキャットバウンス

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:7195.9ドル(+1.34%)
イーサリアム:146.29ドル(+1.16%)
リップル:0.21891ドル(-2.95%)
ビットコインキャッシュ:208.52ドル(+1.83%)

【概況】

週明けの仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。一時直近安値を更新したものの、そこから買い戻しの動きが強まっています。その他のコインはリップルが下げ幅を拡大したものの、イーサリアムなどは上昇するなど、堅調地合いとなりました。特段大きな材料はなかったものの、買い戻しの動きが強まる展開となっています。

さて、昨日『ビットコインの下値は?』と題して文章を書きましたが、その中で『価格帯として支えられやすいところ』といった点を指摘しました。テクニカル的なポイントとしては確かに支えられやすい水準ではありますが、今後の展開を考えるうえで、今回の上昇は一時的な調整に過ぎないのではないかと考えています。

相場用語に『デッドキャットバウンス』というものがあります。これは『高いところから落とせば、死んだ猫でも跳ね返る』ことに由来するもので、相場の大幅下落が続いている状況下での小幅回復を指す用語です。昨日の上昇に関して言えば、特段大きな材料がない状況での戻りであり、まさにこの『デッドキャットバウンス』だったのではないかとみています。

実際、昨日の海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引において、東京時間25日の11時頃からショートポジションが解消される動きが展開されています。その動きはあけて26日の3時ころまで断続的にみられています。その間、ロングポジションは小幅に買い増し、もしくはほぼ横ばいといった動きとなっています。

新規のポジションではなく、既存のショートポジションの解消が今回の上昇の要因だったとするならば、今後の展開に関しても上値を抑えられやすい状況が継続するのではないでしょうか。戻りの余地はまだ残っているのではないかとみていますが、近いうちに戻り売りに抑えられて安値を更新といった動きとなるのではないかとみています。

ここ最近のビットコインに関する様々なデータを見ると、メモリプールの動向がやや気になるところですが、ハッシュレートやアクティブアカウントなどは比較的落ち着いたレンジを動いています。一方で恐怖と欲望指数は昨日の段階で9月26日以来の水準にまで落ち込んでいます。昨日の上昇はありますが、上値を抑えられやすく、現状では年内に下げ幅を拡大するといった見方は維持しています。その一方で、来年5月に半減期が来ると予想される状況下で、下値では新規に買う動きも見られるのではないかとみています。グーグルトレンドで『ビットコイン』との検索が急増しているといったデータを鑑みても、今回の下落が目先の底となる可能性は高いとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σを意識しての動きが継続しています。ただ、持ち直し基調が意識されており、このままバンドの中心線である8340ドル前後の水準まで持ち直すかが目先のポイントとなりそうです。一方、再度下落した場合は心理的な節目である7000ドルが意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σをバンドウォークする展開となっています。しかし、バンドの+2σが下落に転じており、バンドの±2σが下落基調となっています。トレンドそのものは下向きですが、調整を入れながら下値を拡大する展開となりやすく、目先は一時的に持ち直す可能性が高まっています。バンドの中心線を目指しての動きが意識されそうですが、基本的には戻り売り優勢といった局面と言えそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kが上昇して下値圏から持ち直しています。このまま上昇基調を維持することができるかに注目です。一方、%Dはじり高基調です。まだ下値圏での動きであり、上値の重さも意識されるところです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、バンドの中心線を抜けて上昇しましたが、バンドの+2σに届かずに下落して中心線まで押し戻されています。バンドの+2σがほぼ横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすくなっています。このままバンドの中心線を挟んでの小動きが展開される可能性はありそうです。ただ、バンドの中心線をブレイクしての動きとなっているだけに、ここで支えられるかどうかが注目です。

ストキャスティクスで見ると%Kは高値圏から下落しての動きで、高値圏から転落しています。一方、%Dは上昇基調を維持して高値圏に入っています。流れとしてはまだしっかりとした動きが展開されそうですが、%Kが下げ幅を拡大した場合は売り圧力が強まりやすくなる点は意識しておいたほうが良さそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
9710ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8340ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8000ドル:心理的な節目

7200ドル:現在値

7000ドル:心理的な節目
6980ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:心理的な節目

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