寒冷地のマイニング(19/11/27)

仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移しています。

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寒冷地のマイニング(19/11/27)

寒冷地のマイニング

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:7175.7ドル(-1.14%)
イーサリアム:147.29ドル(+0.51%)
リップル:0.21830ドル(-0.39%)
ビットコインキャッシュ:210.93ドル(+1.55%)

【概況】

仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落して推移しています。持ち直しの流れは維持されず、上値の重さが意識される状況です。ただ、手掛かり材料難であり、方向感の見えにくい展開となっている局面です。その他のコインは小幅まちまちであり、様子見ムードが意識されている状況です。

さて、ブルームバーグが旧ソ連時代の世界最大級のアルミ精錬所が仮想通貨(暗号資産)マイニング施設として活用されていると報道しています。アルミの精錬には大量の電力が使われることを考えると、そこは電気代が安い環境にあったことが予想できます。現に、水力発電がまだ稼働しており、豊富な電力供給が可能となっているようです。

さらに注目すべきは気温が低いことによるマイニングの機械の冷却を効率的に行うことができるということでしょう。機械の冷却に必要な電力を抑えることができれば、マイニングもより効率的に行うことが可能となります。ただ、現状ではロシアではマイニングが法律で認められておらず、今回の件も施設と技術サービスの提供を行っているにすぎないようです。

現状において、マイニングは主に中国で行われていますが、こういった動きが加速すれば、より電力の安い寒冷地で行われる可能性も出てくるのではないでしょうか。その観点からすると、ロシアはマイニングに関しては中国以上に可能性を秘めた国であるように思われます。もちろん、上述の通り法的な問題が残っていることは事実ですが、そこがクリアされれば、勢力図が塗り替わることもあり得るでしょう。51%攻撃などの観点からしても、多様なマイナーの存在は好ましいことであり、今後の展開に期待したいところではあります。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから調整の動きが入っています。ただ、上値の重い流れであり、先行きに対する警戒感が強まります。再度バンドの-2σである6860ドル前後の水準まで下落する可能性も十分にあるでしょう。買い戻しの動きが継続した場合はバンドの中心線である8230ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから買い戻しの動きが入っています。ただ、目先は上値の重さが意識されており、このまま横ばいでの動きとなる可能性もあるでしょう。横ばいでの調整となった場合は再度バンドの-2σまで下落する可能性が高まるため、先行きに関しては下値波乱が予想される状況です。そもそもバンドの±2σが下落基調となっていることから、トレンドそのものが下向きであり、一時的に押し戻しても再度バンドの-2σを試す可能性が高い局面と言えそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kが上昇して下値圏から持ち直しています。上昇の勢いが落ちているのが気になるところですが、ここからの方向感に注目です。一方、%Dはじり高基調です。まだ下値圏での動きであり、下値圏から外れることができるかどうかがポイントとなりそうです。まだ上値の重い展開となっています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-中心線を挟んでの小動きです。目先は方向感の見えにくいところであり、バンドの±2σで挟まれたレンジを動く可能性が高まっています。バンド幅は縮小傾向であり、バンドの+2σもしくは-2σでは注意が必要ですが、今のところはまだ大きな動きにはなりにくいところでしょう。

ストキャスティクスで見ると%Kは高値圏から下落していましたが、目先は押し戻しています。このまま上昇基調を維持できるかがポイントです。一方、%Dは下落基調です。上値の重さが意識されやすいところであり、先行きに対する警戒感は根強いところとなっています。仮に%Kが反転下落ということになれば売り圧力が強まる展開が予想されるだけに注意が必要でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
9610ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8230ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8000ドル:心理的な節目

7180ドル:現在値

7000ドル:心理的な節目
6860ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:心理的な節目

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