ビットコインドミナンスは小動きで方向感見えにくい(19/12/2)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金曜日に上昇して対ドルで8000ドルに迫ったものの、土日にかけて下落しての動きです。

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ビットコインドミナンスは小動きで方向感見えにくい(19/12/2)

ビットコインドミナンスは小動きで方向感見えにくい

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:7174.7ドル(-2.19%)
イーサリアム:150.31ドル(-0.63%)
リップル:0.22192ドル(-1.16%)
ビットコインキャッシュ:215.30ドル(-0.21%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金曜日に上昇して対ドルで8000ドルに迫ったものの、土日にかけて下落しての動きです。ビットコインは8000ドルを回復できずに下落したことが警戒される状況と言えそうです。その他のコインも上値の重さが意識されており、仮想通貨(暗号資産)市場全体に売り圧力が強まる局面です。Bakktの11月のビットコイン先物の取引高は前月比で6倍となるなど大きく伸びていますが、これに関しては大きな下落となったことで、先物に対する需要が伸びたことや、そもそもまだ大きな市場となっていないことで、伸びる余地が大きいことなどが挙げられるでしょう。今後も順調に伸びていくかどうかに注目です。

さて、先月の5日に『ビットコインドミナンスは高水準で小動き』と題してドミナンス分析を行いましたが、今月もドミナンス分析をやっていこうと思います。今回もビットコインドミナンスのチャートを載せておきます。

ビットコインドミナンスは小動きで方向感見えにくい

ビットコインドミナンス

前回の分析において、『ビットコインドミナンスの低下はアルトコインが盛り上がることでも起こりうる流れですが、現状はそういった動きではなく、ビットコイン主導の下げ相場で起こっているように見受けられます』といったことを書きましたが、その後もビットコインドミナンスはじりじりと低下し、ビットコインも売り圧力を強めるといった流れとなっています。ビットコイン主導の下げがビットコインドミナンスの上値を抑えているということができるでしょう。

しかも、ビットコインドミナンスは上値が重いだけで、そこまで大きく下落しているわけではありません。つまり、アルトコインも下落の勢いが強く、仮想通貨(暗号資産)市場全体に警戒感が強まる局面となっています。ビットコインの市場に占める影響力の強さがうかがえる状況であり、ビットコインの動向が仮想通貨(暗号資産)の動向と言って差し支えない局面です。

こういった状況は2017年以前の、ビットコイン以外は種類も少なくてほぼ認知されておらず、ビットコインドミナンスが80%を超えていた時代ですが、この時に似ているのではないかと考えています。つまり、現状はビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)は市場から見放されつつあるのではないかと危惧しています。もちろん、アルトコインの復権や新しい仮想通貨(暗号資産)などが力を持つ可能性は十分にあると思いますが、現状はビットコインの一強であり、その影響力は依然として強いと言えそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから買い戻しの動きが入り、中心線を目指す動きとなりましたが、そこで抑えられて再度下落しています。このまま下落し、バンドの-2σである6720ドル前後の水準を目指すことになりそうです。逆に持ち直した場合は再度バンドの中心線である7890ドル前後の水準を目指すことになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから買い戻しの動きが入り、バンドの中心線を目指す動きとなりました。しかし、バントの終身戦まで届かずに下落に転じており、このままバンドの-2σまで下落する可能性が高まっています。バンドの-2σは下落基調であり、バンドの±2σが下落する流れです。トレンドそのものが下向きであり、直近安値を更新する可能性も十分にあるでしょう。売りの流れが維持されており、警戒感が強まりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは上昇基調が腰折れして下落に転じています。このまま下落基調を継続するかどうかに注目です。一方、%Dは上昇基調です。ただ、上昇の勢いが落ちており、ここからの方向感に注目です。%Dが下落に転じた場合、売り圧力が強まり下値拡大といった動きになりそうです。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直したものの中心線で抑えられ、再度バンドの-2σまで下落しています。バンドの±2σが下落しているため、トレンドそのものが下向きです。バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいものの、調整を入れながら下値を拡大する動きとなりやすく、目先は一時的に買い戻される可能性はありますが、戻り売りに上値を抑えられそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下落基調で下値圏に入っています。特に%Kの方向感に注目が集まりますが、現状では下落の流れを維持しており、売り優勢の局面と言うことができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
9070ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7890ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

7370ドル:現在値

7000ドル:心理的な節目
6720ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:心理的な節目

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