急ピッチで積み上がるロングポジション(19/12/3)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値の重い展開となっています。

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急ピッチで積み上がるロングポジション(19/12/3)

急ピッチで積み上がるロングポジション

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:7352.9ドル(-0.93%)
イーサリアム:1487.64ドル(-1.21%)
リップル:0.21984ドル(-1.10%)
ビットコインキャッシュ:215.75ドル(-0.09%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値の重い展開となっています。南アフリカで仮想通貨(暗号資産)に対する規制が厳格化するといった報道などが警戒される状況です。対ドルで一時7200ドルを意識する流れとなりましたが、そこからは買い戻しの動きなども見られています。とはいえ、先行きに対する警戒感は強まっており、上値の重い展開となっています。その他のコインも全体的に上値を抑えられています。特段大きな材料が出ているわけではありませんが、ビットコイン売りに追随する流れと言えそうです。

さて、ここでは海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引におけるロングポジションとショートポジションの流れを分析していますが、11月23日ころからロングポジションが急激に上昇しており、12月に入ってもその流れが継続している点は注目すべきポイントではないかと考えています。

この間にショートポジションも増加していますが、その勢いの差は一目瞭然です。ロングポジションは約25000BTCから約35000BTCへと約10000BTC増加する一方、ショートポジションは約6500BTCから約7500BTCへと約1000BTC増加しているにすぎません。その間の価格推移を見ると、25日に下ヒゲを付けてそこから持ち直しています。つまり早い段階で新規のロングポジションを作っていれば含み益となっている可能性は高いでしょう。

しかし、現状の下落局面でのロングポジションは含み損となっている可能性が高く、さらに下落していけば11月25日前後につくったロングポジションの含み益も喪失することになるわけです。7000ドル割れの水準が下値であれば問題ありませんが、ここからさらに下落といった動きとなった場合は一気に不安心理が高まるのではないかと危惧しています。

これに関しては11月22日の『大幅下落』にも書きましたが、買いポジションの急激な解消に伴うオーバーシュートの可能性は絶えず意識しておく必要があるのではないかと考えています。ロングとショートの比率が8:2と極端にロングポジションが積み上がっている局面です。もちろん、これは海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引の中での話ではありますが、これが巻き戻された場合の衝撃は大きなものとなってもおかしくはありません。特に現状はかなり急ピッチでロングポジションが積み上がっています。ここを安値圏とみている投資家が多いのではないかと思われますが、逆にここを抜けて下値を拡大した際に狼狽売りが出やすい水準となることも意識しておく必要があるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから買い戻しの動きが入ったものの、中心線に届かずに下落に転じています。このままバンドの-2σである6710ドル前後の水準まで下落する可能性が高まっています。仮に持ち直した場合はバンドの中心線である7820ドル前後の水準が目標となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから買い戻しの動きが入り、バンドの中心線を目指す動きとなりました。しかし、バントの中心線まで届かずに下落に転じており、このまま下落の流れが継続して-2σを再度試す可能性が高まっています。バンドの±2σが下落しており、トレンドそのものが下向きです。売り優勢の流れで直近の安値を更新するかどうかがポイントとなりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは下落基調からやや持ち直しの動きを見せています。ただ%Dが下落に転じており、先行きに対する警戒感は高まっています。%Kの方向感を見極める必要はありそうですが、上値の重さが意識される可能性が高いとみています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いています。目先はやや方向感の見えにくいところですが、バンドの-2σが下落基調から横ばいへと転じており、先行きもレンジ圏での動きが意識されやすくなってきています。上値の重い局面ではありますが、目先は様子見ムードといったところではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇基調であり、このまま上昇基調が維持されるかどうかに注目です。上値余地は十分に残されており、上昇を継続する可能性は十分にあるでしょう。そうなった場合はバンドの中心線と上抜けることができるかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
8930ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7820ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

7350ドル:現在値

7000ドル:心理的な節目
6710ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:心理的な節目

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