ビットコイン7500ドル超え(17/11/22)

流動性が少ない中での投機マネーによる狂騒曲と言えますが、大台替わりの間隔は恐ろしく短く、また動くときの値幅も個別株以上の変動率となっています。

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ビットコイン7500ドル超え(17/11/22)

ビットコイン7500ドル超え

前回11月9日に「ビットコイン7500ドル超え」というテーマでビットコインのハードフォークがビットコインの上昇要因のひとつであるという記事を書きましたが、その後のビットコインは乱高下です。2日後の11日に5505ドルまで2157ドル(約28%)の急落を見せた5日後の16日には8004ドルと8000ドル超えと2499ドル(約45%)の急騰を演じました。いったんバブルが崩れたと思わせた後の回復が凄まじいことになっています。

流動性が少ない中での投機マネーによる狂騒曲と言えますが、大台替わりの間隔は恐ろしく短く、また動くときの値幅も個別株以上の変動率となっています。日足チャートをご覧ください。

USD/BITCOIN日足

USD/BITCOIN日足

年初3日に1000ドル超えとなってからの1000ドルごとの大台達成日にピンクの縦線を、そしてかかった日数(営業日ベース)をその上下に併記しました。列記すると以下のようになります。

 2000ドル 98日
 3000ドル 69日
 4000ドル 8日
 5000ドル 20日
 6000ドル 49日
 7000ドル 13日
 8000ドル 14日

こうして見ると3000ドルを超えてからの1000ドル上昇にかかる日数が異常に短く、ハードフォークのイベント等があっても平均するとちょうど21営業日弱と1か月で1000ドル上昇するイメージです。この調子で行くと来年の1月には0がひとつ増えて10000ドルの大台示現となるかもしれません。

それにしてもシカゴマーカンタイル取引所が年内にビットコイン先物を上場しますが、こんな荒っぽい商品は取引所の商品として適当なのか、日を改めてこのあたりについても見て行きたいと思います。

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