仮想通貨週刊レポート(18/7/27)

始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値から執筆時点までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。

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仮想通貨週刊レポート(18/7/27)

今週のBTCは調整入り

今週の仮想通貨レンジ

時価総額が大きい4つの仮想通貨の週間レンジを示しています。始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値から執筆時点までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。なお、各レートとも特定業者のレートは示さず対ドルでの気配値となっていることにご留意ください。
Crypto Index(仮想通貨インデックス)の詳細は、トップページ右側メニューの「仮想通貨分析情報」から「仮想通貨インデックス」をクリックしてご覧ください。仮想通貨羅針盤のオープンと同時に基準日を変更しました。また「到達確率チャート」も併せてご利用いただけます。

        始値   高値   安値   執筆時点(12時)

BTC/USD   7370     8484   7360     7881
BCH/USD   781.46   880.00   774.64    794.17
ETH/USD   461.42   485.00   447.35    463.54
XRP/USD    0.4551   0.4694   0.4382    0.4516
Crypto Index                    149.01

今週のBTCは調整入り

以上のチャート(上から上記表の順番)は、到達確率チャートと同じ1時間足・週7日のチャートです。上記レンジに含まれていない金曜午後~日曜午前9時も表示されています。

今週の振り返りと来週の見通し

今週もドル建てビットコイン(BTC/USD)について、前回執筆時点以降の値動きを振り返りつつ、今後の見通しについて純粋にテクニカルな観点から分析を加えます。

今週のBTCは調整入り 2枚目の画像

(日足)

今週のBTCは調整入り 3枚目の画像

(4時間足)

●中長期の動きと今週の振り返り
昨年12月高値からの長期下降トレンドが終わったとは言えないものの、短期的には6月安値で目先の底を打ったチャートの形状となってきました。今週は8500ドル近くでいったん上昇は止まっていますが、ETF承認の可能性や大口の資金流入思惑もあって直近もみあいを上抜けました。

当面は押し目買いが出やすい地合いにあると考えられますが、12月高値と6月安値の23.6%戻しが9089ドル、また5月高値と6月安値の78.6%(61.8%の平方根)戻しが9087ドルと一致しています。長期下降トレンド後の大きめの調整として9000ドル台後半がテクニカルなターゲットとしてあげられるでしょう。

●来週の見通し
4時間足チャートの紫の四角が1週間単位で一番右の四角が今週ですが、ここ2週間の上昇の強さが目立ちます。逆にチャートの角度を見るとピンクの平行線で示した上昇チャネルのスピードは速すぎるとも言えます。青のターゲットは日足チャートで引いてある青のフィボナッチリトレースメントを同じですが、5月高値と6月安値の61.8%に近い水準で上値を抑えられていることから、極短期視点では高値と考えられます。

すると5月安値と今週高値から押しの可能性を計算することになりますが、その場合38.2%押しが7443ドルとなっていて、ボラティリティが高いことを考えると先週半ばから今週初のもみあい水準まで押してもおかしくはないと入れそうです。今週はサポートを7500ドル、レジスタンスを今週高値圏の8400ドルといったん似たようなレンジでの踊り場を考えておきます。

今週の主なトピックス

今週の仮想通貨関連のニュースの中から、筆者が気になった内容をコメントともに「主なトピックス」として取り上げていきます。今週も結構いろいろなニュースが出ているのですが、今回も個人的に気になったニュースを国内と海外から1つずつ取り上げます。

24日(火)
*ニュース
日本仮想通貨交換業協会は24日、投資家が担保に預けた資金の何倍もの金額で取引ができる「証拠金取引」について、現在は上限が無制限の倍率を証拠金の4倍以内とするよう推奨する自主ルールを設ける方向で調整に入った。(時事)

*筆者コメント
まず現状の無制限は問題ありですが、4倍以内が妥当かどうかがここでは論点です。FXに比べて変動が大きく個別株に似た変動率ということを考えると、個別株の信用取引と同水準(3.3倍)という線は妥当なレバレッジではないかと思います。金融庁では開かれている仮想通貨の研究会において、座長がFXレバレッジでバケットショップの話を持ち出した神田教授であることから協会として、先手を打って妥当なレバレッジを出してきたとも思えます。最終的にどうなるかは見守る必要があります。

26日(木)
*ニュース
米国の大手仮想通貨取引所ジェミニを運営するウインクルボス兄弟が申請したビットコインETFを米国証券取引委員会(SEC)が却下。

*筆者コメント
同兄弟は2013年以降、SECに対して何度もETFの申請をしてきましたが、全て却下されています。今週は他のETFも却下されたもののCBOEが申請中のETFに関しては楽観的な思惑が強く今週のビットコイン上昇の一要因ともなりました。しかし、ジェミニ取引所のビットコイン価格は、CBOEのビットコイン先物の現金決済の際の参照価格となっていてCBOEとジェミニの関係はかなり深いものがあります。あまり楽観視していて、延期、却下ということになると急落を招きそうですから、実際の結果を見るまでは中立なスタンスでいた方が安全に思えますが、いかがでしょうか。

今週のコラム

ビットコインと金融占星術

私が個人サイト(アセンダントのホームページからリンクがあります)で金融占星術を使った日柄や価格の分析を行っていることは既に多くの方がご存知だと思いますが、仮想通貨羅針盤サイトのリリースに向け、そうした奇をてらった観点の分析があっても面白いかなとは常々考えています。

現在まだ研究途中ですが、株価や為替のチャートで使っている天来の位置を価格に置き換える手法がビットコインでも使えるところまでは確認済みで、しかも日経平均、NYダウ、ドル円、ユーロドルとまったく同じ天体である土星を用いて、単に価格帯に合わせて刻み幅を変えるだけで十分参考になるサポート、レジスタンスが引けています。次の日足チャートをご覧ください。

今週のコラム

昨年12月高値やその後節目となった安値などが比較的キレイにライン上に乗っていることが確認できるかと思います。次のステップとして、いつ転換するのかという日柄を決める作業を継続していきますが、お見せできるようになったら併せて紹介したいと思います。

仮想通貨ではありませんが、今週末前後は株や為替でリスクオフに動きやすい配置も見られます。主要な金融商品におけるリスクオフは仮想通貨にも何らかの影響が出てもおかしくありませんので、気にしておいてください。

ディスクレーマー

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