急騰も取引高は伸び悩み(1/8)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に上昇しての推移です。

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急騰も取引高は伸び悩み(1/8)

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8142.3ドル(+7.72%)
イーサリアム:144.55ドル(+1.49%)
リップル:0.21608ドル(-3.10%)
ビットコインキャッシュ:243.74ドル(+2.91%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅に上昇しての推移です。直近のレンジの上限を超えたことや中東情勢の悪化に伴う買いの動きなどが意識されている状況です。その一方でその他のコインはビットコインと比べると伸びが限定的であり、リップルなどは下落する流れとなっています。ビットコインドミナンスが再び70%に迫る水準に上昇しており、今後の展開に注目が集まります。


さて、ここにきて急激に上昇しているビットコインですが、coin.danceのデータによると、週間ベースの世界的な取引高は減少傾向を継続しています。去年の9月末からの四半期で取引高は半分になっています。トランザクションも低下傾向であり、価格が持ち直しているにもかかわらず、先行きに関しては警戒感も残る状況ということができるでしょう。

一方、ハッシュレートは今年の1月1日に過去最高を更新するなど、堅調な推移を見せています。とはいえ、今年は半減期を控えており、価格が上昇してこないとマイナーの収益が悪化することになり、ハッシュレートも低下する可能性が残っています。取引高が増加してこないと取引手数料が伸び悩む懸念が強まるだけに、予断を許さない局面が続くことになるのではないでしょうか。

最初にも述べましたが、ビットコインドミナンスが高止まりしていることも注目すべきところです。昨日も少し述べましたが、ビットコインなどの主要仮想通貨(暗号資産)以外は衰退していく可能性もあります。それ自体が一概に悪いとは言い切れませんが、仮想通貨(暗号資産)の多様性が失われることで生じるデメリットも大きいでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σをブレイクして上昇しており、さらにバンドウォークが継続される可能性もありそうです。そうなった場合の上値のめどが見えにくいところですが、まずは心理的な節目である9000ドルが意識されることになるのではないでしょうか。一方、バンドの+2σからの乖離が大きくなっていることから、そこまでの調整の動きが入る可能性もあり、そうなった場合は+2σである7820ドル前後の水準がポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σをブレイクしてバンドウォークが展開されています。やや+2σからの乖離が大きくなっているためにその調整が入る可能性はありますが、-2σが下落に転じており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなっているために、ここからさらにバンドウォークが継続して上値を拡大するといった展開となる可能性は十分にあるでしょう。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは上昇基調を維持し、高値圏に入っています。%Kは目先横ばいとなっており、この水準を維持することができるかどうかに注目です。現状は%Dがしっかりとした動きとなっており、しばらくは買い優勢の流れが意識されるのではないかとみています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドブレイクし、そのままバンドウォークとなっています。一時調整の動きが入りましたが、再度上昇して上値を拡大しています。バンドの-2σも下落基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークであり、さらに買い意欲が強まる可能性もあるでしょう。バンドの-2σが上昇に転じない限り調整の動きは意識されにくいため、バンドの-2σの方向感には注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが高値圏での推移となっています。特に%Kの方向感に注目していく状況ですが、現状においては買い優勢の流れであり、底堅い動きが意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9000ドル:心理的な節目
8190ドル:昨日の高値

8140ドル:現在値

7820ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7740ドル:昨日の安値
7340ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
7000ドル:心理的な節目
6870ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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