中東地域は落ち着きを取り戻す?(20/1/9)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

関連通貨:

中東地域は落ち着きを取り戻す?(20/1/9)

中東地域は落ち着きを取り戻す?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8015.7ドル(-1.76%)
イーサリアム:139.32ドル(-3.86%)
リップル:0.2056ドル(-5.09%)
ビットコインキャッシュ:235.27ドル(-3.82%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。一時上値を拡大する場面もありましたが、トランプ大統領が軍事力の行使に対して後ろ向きな発言をしたことなどが意識され、リスク回避的な動きが後退し、市場全体に調整の動きが入っています。仮想通貨(暗号資産)市場においても売り圧力が強まり、その他のコインも下落しています。下げ幅に関してはビットコインと比べてその他のコインのほうが大幅下落となっており、ビットコインの底堅さが意識される局面となっています。

中東の地政学的リスクに関しては先行きが見通しにくい局面であることは事実かと思われます。トランプ大統領の発言を受けて市場はリスク回避的な動きを巻き戻していますが、その後にバグダッドの旧米軍管理領域にロケット弾数発が撃ち込まれたといった報道が入り、株価の上値が抑えられるといった動きも見られています。こういった局面では、思わぬところから意図していなかった事態に発展することもあり得ます。それにより市場が大きく動揺することも考えられるところですので、仮想通貨(暗号資産)市場のみならず、注意すべき局面にあることは事実でしょう。

しかし、その一方で米国がイランへの追加制裁を発動させており、疲弊したイラン経済が戦争に踏み切る可能性は極めて低いといった見方もあります。仮に戦争などといった事態が発生した場合は政権に対する激しい批判が巻き起こる可能性も指摘されています。こうした状況下で米国サイドが軍事力の行使に後ろ向きというのであれば、戦争は起きない可能性も十分にあるでしょう。現に、イランが報復として米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地などに行ったミサイル攻撃において、イランが意図的に犠牲者を出さなかったとの報道も流れています。

仮に中東情勢が落ち着きを取り戻すことになれば、今回の上昇に対する調整の動きが強まることになるでしょう。そのまま往来相場となる可能性もあると考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを大きくブレイクしての動きが展開されています。高値のポイントを抜けているため、上値のめどとしては心理的な節目である9000ドルがまずは意識されるのではないでしょうか。一方、調整が入った場合はバンドの+2σである7940ドル前後の水準がまずは意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σをブレイクしてバンドウォークとなっていましたが、+2σからの乖離が大きくなったことを受けて、その調整が入っています。ただ、ここからバンドウォークを継続する可能性は十分にあり、安易な売りはリスクがありそうです。バンドの-2σが下落基調を維持していますが、これが横ばいから上昇といった動きにならない限りはしっかりとした調整は入りにくいでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kは天井打ちから下落していす。このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。一方、%Dは上昇基調を維持し、高値圏に入っています。まだ底堅い動きが意識されそうですが、%Dが下落に転じた場合は調整の動きが強まりそうですので、方向感には注意しておきたいところです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークしていましたが、ここにきて調整の動きが入り、バンドの中心線を意識しての動きとなっています。バンドの-2σが上昇に転じたことで、トレンドそのものは上向きながら、調整を入れながら上値を拡大するといった動きとなりやすい局面です。バンドの中心線では支えられて再度持ち直す可能性が高そうですが、急激な動きにはなりにくくなっていくのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデットクロスから下落しています。このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。方向感としては売り優勢の流れであり、上値の重さが意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9000ドル:心理的な節目
8440ドル:昨日の高値

8020ドル:現在値

7940ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7880ドル:昨日の安値
7390ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
7000ドル:心理的な節目
6830ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

関連記事

ページトップへ戻る