ビットコイン円、地政学的リスク後退で84.8万円まで続落。本日はオプションカットに注目(1/10朝)

9日(木)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は大きく下落。

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ビットコイン円、地政学的リスク後退で84.8万円まで続落。本日はオプションカットに注目(1/10朝)

ビットコイン円、地政学的リスク後退で84.8万円まで続落。本日はオプションカットに注目

昨日の概況

9日(木)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は大きく下落。①短期間で上げ過ぎた相場(1/6から1/8にかけての2日間で12.2万円の急上昇)の反動が見られたことや、②オランダの仮想通貨(暗号資産)オプション取引所Deribitの巨大ピン(7500ドル7750ドル)に吸い寄せられるマグネット効果、③一目均衡表雲上限に続伸を阻まれたことで上値の重さが意識されたこと、④トランプ米大統領が前日の演説で平和的解決を模索する姿勢を滲ませたこと(地政学的リスクが大きく後退)などが重石となり、米国時間午後にかけては、一時84.8万円まで急落しました(前日高値から6.7万円の急反落)。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間6時00分現在)では85.2万円前後で推移しております。尚、昨日は本邦の仮想通貨(暗号資産)交換業者であるコインチェック社が、リスク(LSK)のステーキングサービス開始を発表しました。同通貨はその後40%超の急騰を演じましたが、ビットコイン相場の反応は限定的となりました。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、1/3に一時74.3万円まで急落するも、僅か5日後(1/8)に高値91.5万円まで急伸し、その翌日(1/9)には84.8万円まで急落するなど、年初早々、ボラタイルな相場展開が続いております。この2日間の下落については、一目均衡表雲上限トライに失敗したことに伴う俄かロングの「ロスカット」や、本日カットオフを迎えるオプションのマグネット効果(比較的建玉が多い7500ドルや7750ドルに吸い寄せられる動き)の影響が大きいと考えられ(一時的な要因)、このままズルズルと下げ幅を拡大させる可能性は乏しいと見ております(上昇トレンドの中で見られる一時的な押し目と整理)。

ファンダメンタルズ的に見ても、半減期を見越した期待先行のビットコイン買い需要や、中東を巡る地政学的リスクに端を発した逃避先としてのビットコイン買い需要(トランプ米大統領演説を受けて一時的にリスク回避ムードが後退するもまだまだ油断はできない)など、下支え要因が複数見られる中、一巡後の反発が期待されます。当方では、12/18に記録した安値70.5万円が当面の底(クライマックス・セリング)との見方を維持しており、短期的にも中長期的にもビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします。尚、本日17時はオプション取引所Deribitのカットオフ当日となります。ここ数回は、カットオフ後に突如動意が見られる展開が続いておりますので、今回も17時以降のボラティリティ急拡大に注意が必要でしょう。

本日の予想レンジ:82.0万円ー91.0万円

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ビットコイン円日足

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