米国のビットコイン送受金減少の示すもの(20/1/14)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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米国のビットコイン送受金減少の示すもの(20/1/14)

米国のビットコイン送受金減少の示すもの

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8137.0ドル(+0.15%)
イーサリアム:144.38ドル(-0.46%)
リップル:0.2122ドル(-0.31%)
ビットコインキャッシュ:267.75ドル(+0.66%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。金曜日に大きく持ち直し、そこからは横ばいでの流れとなっています。対ドルで8000ドルを回復する動きであり、底堅い動きが展開されています。仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所のFTXが11日、オプション取引を開始するなど、仮想通貨(暗号資産)に対する投資手段が拡大傾向にあります。こうした流れが市場への資金流入を促し、価格の上昇をもたらす可能性はあるでしょう。また、ビットコインの半減期への期待感なども下値を支えているといった話もあるようです。その他のコインもビットコインにつれ高となっています。

さて、少し前の話になりますが、仮想通貨(暗号資産)分析サイト『クリスタル』によると、2019年の国別の仮想通貨(暗号資産)の送受金額において、シンガポールがドル建てのビットコイン取引高で1位に躍り出た、といったニュースが入ってきています。ここ最近は米国が1位の座を守っていたのですが、転落したようです。

このデータを見ると、シンガポールが伸びたというよりも米国が大きく取引高を減少させたことが伺えます。米国は2018年と比べて1/3以下の水準となっています。ただ、シンガポールも2018年と比べると半分近く減らしています。世界的に見て順調に取引高を伸ばしていた流れが急変したことがうかがえる結果となっています。

ビットコインの価格そのものは2019年前半は上昇しており、一時14000ドルに迫る水準に到達しています。その後は上値を抑えられたものの、値動きとしては大きなものがありました。こうした状況下での取引高の低下は少し違和感を覚えるところではあります。投資目的での取引が減少している可能性なども考慮する必要がありそうです。

ちなみに、日本の2019年の取引高は7位となっており、順位を一つ落としています。日本は2016-2017年に4位まで上昇しましたが、そこからはじりじりと順位を落としています。取引高も大きく減少しており、今後の展望を考えるとやや厳しい局面にあるということができそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σをブレイクし、一時的に調整の動きが入りましたが、そこから再度持ち直しています。ただ現状は横ばいでの動きであり、再度上値を追ってバンドの+2σである8370ドル前後の水準まで上昇するのか、バンドの中心線である7580ドル前後の水準まで下落するのかに注目が集まりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σをブレイクしてバンドウォークが意識されていましたが、ややバンドの+2σからの乖離が大きくなったことでその調整が入りました。しかし、底堅い動きから再度バンドの+2σまで上昇し、そこから横ばいでの動きが展開されています。バンドの-2σがじり高基調へと転じており、バンドの±2σが上昇基調となっています。トレンドそのものは上向きですが、調整の動きを入れながら上値を拡大する展開となりやすい形です。一時的には調整の動きが入っても押し目買いに下値を支えられて上値を拡大するといった展開となるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは上昇基調で高値圏での推移となっていましたが、ここにきてやや腰折れとなっています。このまま下落基調を強めるかどうかに注目が集まります。まだ高水準での動きであり、仮にここからデットクロスして下落となっても下値余地を十分に残しているだけに注意が必要でしょう。

今日は週初ですので、週足を分析したいと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し基調となり、目先バンドの中心線に到達しています。ここをブレイクするかどうかに注目です。バンドの-2σが横ばいへと転じていることから、下落トレンドは一服している可能性が高そうです。ただ、現状においては中心線で抑えられてバンドの-2σを目指す動きとなる可能性のほうが高いのではないかとみています。ただ、仮にバンドの中心線を抜けた場合はバンドの+2σまで上昇する可能性が高まる点には注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇しています。このまま上昇の流れが継続すれば買い意欲が維持されるでしょう。ただ、%Kの上昇の勢いが落ちており、これが下落に転じた場合は上値の重い展開となるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9000ドル:心理的な節目
8200ドル:昨日の高値
8370ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

8140ドル:現在値

8050ドル:昨日の安値
7580ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
7000ドル:心理的な節目
6790ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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