ビットコインの価格分析『一目均衡表三役好転が成立。心理的節目100万円突破が射程圏内』(1/19)

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に見て「中立→上昇」へのトレンド転換が期待されます。

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ビットコインの価格分析『一目均衡表三役好転が成立。心理的節目100万円突破が射程圏内』(1/19)

1. 概況(ファンダメンタルズ分析)

1.	概況(ファンダメンタルズ分析)

ビットコインの対円相場(直近3ヶ月間の振り返り)は、①中国の習近平国家主席による「ブロックチェーンを積極的に推進する」との発言を契機に、一時112.4万円(10/26)まで急騰しましたが、②中国当局による仮想通貨牽制の動きや、③マイニング勢による潜在的なBTC売り圧力、④仮想通貨(暗号資産)オプション市場におけるダウンサイドのショートガンマ顕在化、⑤米中合意期待の高まり(=中国からの逃避需要が後退するとの思惑)、⑥仮想通貨(暗号資産)ヘッジファンドやマイニングファームの相次ぐ撤退報道等が重石となり、12/18には、約7ヵ月ぶり安値となる70.5万円まで急落しました。結果として、2019年後半は、10/23から10/26にかけての3日間で32.7万円暴騰(79.7万円→112.4万円)した後、10/26から12/18までの53日間で41.9万円下落(112.4万円→70.5万円)する不安定な相場展開となりました。

もっとも、年明け以降(2020年入り後)は、⑦米国によるイラン司令官殺害に端を発した地政学的リスクの高まり(中東情勢の緊迫化→リスク回避ムード→逃避目的としてのビットコイン買い需要)や、⑧5月頃に予定されている半減期を見越したビットコインの上昇期待(マイニング報酬の減少=供給減に伴う価格上昇期待)、⑨ヘッジファンドやアセットマネジャーのビットコイン先物建玉の急増、⑩CMEオプション市場ローンチに伴う機関投資家参入への期待感などが支援材料となり、1/17には、11/10以来、約2ヶ月ぶり高値となる99.0万円まで上昇するなど、心理的節目100万円まで後一歩に迫る展開となっております(本稿執筆時点1/18午後9時時点では97.8万円付近で推移)。
本稿では、テクニカル分析の観点でビットコイン円相場の先行きを考察いたします。

2. 移動平均線(テクニカル分析)

2.	移動平均線(テクニカル分析)

ビットコインの対円相場は、2020年入り後の急伸を受けて、ローソク足の、①21日移動平均線(青線)上抜け、②90日移動平均線(緑線)上抜け、③200日移動平均線(赤線)上抜けに成功しました。足元では、21日移動平均線と90日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫るなど、昨年11月中旬以降続いてきた弱気のパーフェクトオーダー(移動平均線が下から順番に短期・中期・長期で並ぶ状態)の消滅が視野に入ります(実現すれば、売りシグナルの消滅を通じて、上昇期待が一段と高まる可能性大)。

3. ボリンジャーバンド(テクニカル分析)

3.	ボリンジャーバンド(テクニカル分析)

ビットコインの対円相場は、2020年入り後の急伸を受けて、ボリンジャーミッドバンド(赤線)の突破に成功しました(ミッドバンドの傾きも上昇方向にシフト)。足元では強い上昇トレンド入りを示唆するバンドウォーク(上限)も発生するなど(添付チャート中段の%Bが1.00付近に張り付く状態)、「地合いの強さ」が確認できます。ボラティリティの大きさを表すバンド幅も極度に狭まったスクィーズゾーンから反発に転じており、腰を据えた「上昇トレンドの始まり」に期待が集まります。

4. 一目均衡表(テクニカル分析)

4.	一目均衡表(テクニカル分析)

ビットコインの対円相場は、2020年入り後の急伸を受けて、強い買いシグナルを表す三役好転(①一目均衡表転換線の同基準線上抜け、②ローソク足の雲上限上抜け、③遅行線の26日前のローソク足上抜けが全て揃う状態)が2ヶ月半ぶりに点灯しました。ビットコイン円相場の「モメンタムの強さ」が確認されます。

5. RSI(テクニカル分析)

5.	RSI(テクニカル分析)

オシレータ系インジケータのRSIは、過熱感(買われ過ぎ感)を表す70%ラインを突破しました。70%ラインを突破するのは昨年6/28以来、約6ヶ月半ぶりとなります。但し、バンドウォークが成立中であることを考慮すれば(バンドウォークの形成は、トレンドが始まる初動の可能性が高い為、オシレーター系インジケータが機能しづらい相場環境と言われます)、RSIが70%を超えたからといって安易に逆張るのは危険と考えられます(押し目待ちに押し目なしのパターン)。

6. まとめ

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に見て「中立→上昇」へのトレンド転換が期待されます。①11/25安値71.1万円、12/18安値70.5万円、1/3安値74.2万円を起点としたトリプルボトムからの上放れや、②移動平均線のパーフェクトオーダーの消失(21日線と90日線のゴールデンクロスが実現すれば売りシグナルが消失)、③一目均衡表三役好転の実現、④バンドウォークの発生などを考慮すれば、ビットコイン円相場が心理的節目100万円を突破し、10/26に記録した直近高値112.4万円に迫る場面も視野に入ります。RSIなど一部のオシレータ系インジケータに過熱感(買われ過ぎ感)が出ているものの、トレンドが始まる初動の段階では買われ過ぎシグナルが延々と出続ける傾向にある為、安易な逆張りは危険と考えられます。
当方では引き続き、12/18の安値(70.5万円)をクライマックスセリングと判断しており、短期的にも、中長期的にも、ビットコイン円相場の上昇(心理的節目100万円を突破する展開)をメインシナリオとして予想いたします。
来週の予想レンジ(BTCJPY): 92.5万円−107.5万円

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