コロナウィルスとビットコイン(20/1/24)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。

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コロナウィルスとビットコイン(20/1/24)

コロナウィルスとビットコイン

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8642.8ドル(-1.02%)
イーサリアム:162.55ドル(-3.30%)
リップル:0.22559ドル(-4.57%)
ビットコインキャッシュ:324.45ドル(-6.62%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。その他のコインもつれ安となって上値を抑えらえれる局面となっています。米資産運用会社ヴァンエックのジャン・ヴァン・エックCEOがビットコインETFの承認に関して、最終的には承認されるものの、すぐに承認されるとは思わないとの見方を示しており、市場には失望感も出る局面となっています。

ビットコインETFに関しては今月の16日の『ビットコインETFの行方』でも述べましたが、ビットワイズが再審査中のビットコインETFの申請を撤回しています。先物取引やオプション取引が比較的順調な動きを見せていることから、ビットコインETFに関しても機関投資家などの需要はありそうですが、しばらくは上場に向けた動きはなさそうです。

さて、コロナウィルスが世界経済のリスク要因として意識される中、仮想通貨(暗号資産)市場にも影響があるといった見方が広がっています。現状の動きを見る限りではそこまで深くリンクしているようにも見えないのですが、市場でそういった話が出ている以上、無視することも出来ないといったところではないかと思っています。

昨日の動きにしてもビットコインは下落基調を強めていたわけですが、『WTOが新型ウィルスに関して緊急事態を宣言せず』といった報道が流れたタイミングがほぼ底値であり、そこから押し戻す展開となっています。米株が持ち直す一因となった報道ではありますが、ビットコインなどはその動きに連れて持ち直しているといっても良いのでは?といった動きを見せています。

つまり、コロナウィルスに対する懸念で上昇していた相場が今回のWTOの宣言を受けて下落するというのが自然な流れかと思いますが、今回は上昇しています。また米株は朝方、コロナウィルスに対する警戒感から大きく下落していましたが、その際は下落しています。これらの整合性を無視してコロナウィルスの感染拡大がビットコインの価格を押し上げるというのはやや疑問の残るところではあります。

もちろん、WTOの宣言を受けて『知ったらしまい』といった動きが出た可能性などもあるため、一概に断定することはできません。ただ、はっきりしない材料での取引はやはりリスクがあると言わざるを得ません。特に現状の仮想通貨(暗号資産)市場はボラティリティが高いため、思い込みでの取引は危険を伴うでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線まで下落しています。中心線は8310ドル前後の水準であり、ここをブレイクするかどうかがポイントとなりそうです。運けた場合はバンドの-2σである7360ドル前後、支えられた場合はバンドの+2σである9250ドル前後の水準が意識されそうです。あとは、心理的な節目である8000ドルと9000ドルを意識しておきたいところでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから調整の動きが入り、中心線に到達しています。ここで支えられるかどうかがポイントとなりそうです。バンドの+2σが下落に転じており、上昇トレンドは一服しているように見えますが、底堅い動きはまだ意識されそうで、バンドの中心線で支えられる可能性が高いのではないかとみています。ただ、上値の更新は難しくなってきており、徐々にレンジ圏での動きが意識されるようになっていきそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。下落の勢いが強まっており、売り優勢の展開が継続しています。このまま下落基調を継続した場合はバンドの中心線を抜ける可能性が高まるので、その点は注意しておきたいところです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を意識しての動きから急落しバンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなっていましたが、ここにきて調整の買い戻しが入っています。バンドの+2σも上昇基調からじり安へと転じており、調整が入りやすくなってきています。このままバンドの中心線を目指す仕手の動きが展開されそうです。ただ、バンドの±2σが下落する局面となっているだけに上値は重そうで、戻り売りに上値を抑えられて下値を拡大しやすい形といえそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっています。まだ下値圏での動きですが、目先は買い優勢の流れが展開されやすくなっています。このまま上昇基調を継続することができるかどうかに注目といったところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9250ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9000ドル:心理的な節目
8670ドル:昨日の高値

8400ドル:現在値

8310ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8300ドル:昨日の安値
8000ドル:心理的な節目
7360ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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