中国の個人投資家の動き?(20/1/28)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇し、9000ドルに到達しています。

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中国の個人投資家の動き?(20/1/28)

中国の個人投資家の動き?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9000.0ドル(+4.88%)
イーサリアム:171.95ドル(+3.07%)
リップル:0.23353ドル(+3.02%)
ビットコインキャッシュ:373.43ドル(+7.87%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇し、9000ドルに到達しています。ここからの動きに注目ではありますが、買い意欲が強まる展開であり、期待感が強まる局面となっています。その他のコインもつれ高となっており、特にビットコインキャッシュの上げ幅が大きくなっています。コロナウィルスの感染拡大などを受けて米国株式市場が大幅に下落するなど、リスク回避的な動きが強まっています。米国債利回りが大きく低下する一方で、ドルインデックスは底堅い動きを見せています。ドルに対する根強い需要が意識される局面で仮想通貨(暗号資産)に対する買いが強まっており、今後の展開としてはやや不透明感も漂うところではないかと考えています。

さて、最近はコロナウィルスの感染拡大に関する報道が盛んであり、仮想通貨(暗号資産)市場に対する影響についてここで述べることが多くなっています。別の話題にも触れていきたいところですが、今後の展開などを考えると様々な角度から検証していくことが重要ではないかと考えています。仮想通貨(暗号資産)は歴史の浅い商品であり、その価格変動に関してどういった動きを見せるのかがはっきりとしていません。であるならば、今回のコロナウィルスの感染拡大に伴うリスク回避的な動きに対してどういった動きを見せるのか、などといった分析を深めていくことが重要と思われます。

個人的な見解はここで何度も述べていますので詳細は述べませんが、端的に言えば『先物やオプションなど取引の多様化に伴い株式市場などとの連動が強まっていくのではないか』といった見方をしています。しかし、ここ最近の動きとしてはリスク回避的な動きを受けて価格が上昇する、いわゆる金などの安全資産と見なされている傾向にあるようです。

この点に関して、仮想通貨ヘッジファンド、Trading Terminalの最高技術責任者のリンシア・ヤン氏はウィルスの流行と仮想通貨(暗号資産)市場との間に相関性を見つけることは統計的に難しいとし、外出を控えた中国などの個人投資が旧正月に取引を増加させた可能性を指摘してます。こういった局面においては市場が株式市場などと比べて大きくないため、価格の変動が大きくなることがあります。つまり、流れが維持された場合は急激に上値を拡大し、反転した場合は急激に下値を拡大するといったことが起こる可能性は頭に入れておく必要があるでしょう。

仮に上記のような要因で直近の大幅上昇が説明された場合、ビットコインが安全資産だから買われたという話にはならなくなります。ただ、仮に中国の個人投資家が中国から脱出を考えた上でビットコインを購入しているという背景があった場合は安全資産として認識されているということになるでしょう。現状の上昇の要因はコロナウィルスの感染拡大の可能性が高いところですが、その背景を考えると一概に安全資産として購入しているのかどうかははっきりしないところです。

もちろん、今後の展開次第でビットコインが安全資産として認識される可能性は十分にあると思われます。ただ、現状において無条件にその考えを信じるのは少し危険であるように思われます。まだ歴史の浅い資産であり、先入観をもって臨むべきではないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で支えられて持ち直す動きが展開されています。バンドの+2σである9170ドルが目標となりそうです。逆に調整が入った場合はバンドの中心線である8500ドルが意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で支えられて持ち直し、バンドの+2σを目指す動きとなっています。バンドの±2σが上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きです。このままバンドの+2σまで上昇する可能性が高そうです。ただ、そこでは抑えられる展開となるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっています。目先は買い優勢の流れであり、上値を拡大する可能性が高そうですが、%Kが高値圏に入っておりこの水準を維持することができるかどうかに注目です。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをブレイクし、そのままバンドウォークを継続する展開となっています。バンドの-2σは下落基調を継続しており、さらにバンドウォークが継続して上値を拡大する可能性もあるでしょう。バンドの-2σの動きに注意しながらの対応となりそうで、-2σが横ばいから上昇に転じた場合は調整の動きが意識されるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇し、目先は高値圏での推移となっています。特に%Kがこの水準を維持することができるかがポイントとなりそうです。ただ、目先はまだしっかりとした動きが意識されやすい形と言えそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9000ドル:昨日の高値

9000ドル:現在値・心理的な節目

8590ドル:昨日の安値
8500ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8000ドル:心理的な節目
7830ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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