ビットコインがトップの座を譲る?(7/30)

昨日の仮想通貨取引は全体的に小動きとなっています。

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ビットコインがトップの座を譲る?(7/30)

ビットコインがトップの座を譲る?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:8198.8ドル(+0.32%)
イーサリアム:465.77ドル(+0.27%)
リップル:0.45226ドル(-0.13%)
ビットコインキャッシュ:826.95ドル(1.40%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は全体的に小動きとなっています。週末であり、市場参加者が限られたことや手掛かり材料難が意識されて方向感の見えにくい展開となりました。ETFに対する思惑はしばらくは仮想通貨の動きを左右しそうですので、今週も関連の情報に一喜一憂する動きとなりそうです。

ところで、ビットコインの神と呼ばれているロジャー・バー氏が『ビットコインが今年中にトップではなくなる』といったインタビューを今年の頭にしていました。バー氏はビットコインはイーサリアムやビットコインキャッシュに抜かれる、と予想しています。その根拠としてユーティリティがほとんどなくなったことを挙げています。ユーティリティとは送金手数料やかかる時間などの話です。さらにトランザクションの低下やマイナーの動向などを考えると、ビットコインはトップの座を譲ると予想していました。

この予想に関して、少なくとも価格の面ではビットコインのトップは揺るがないところです。チャートでイーサリアム/ビットコインの週足を載せましたが、ここ最近は下落基調を強めています。バー氏のトップが何を意味するのかにもよりますが、少なくとも価格面ではそういった動きは見られていません。逆に、今年に関しては1月末が高値となっています。

ビットコインがトップの座を譲る?

(イーサリアム/ビットコイン週足)

こういった動きになっているのは仮想通貨を保有する目的が要因と思われます。カナダ中銀が23日に発表した調査によると、ビットコイン保有者の58%が投資目的で保有していることがわかりました。取引は6%となっています。16年の調査では取引が主目的であり、ビットコインが大幅に上昇したことで主目的が投資へと変化したことがうかがえます。投資がメインとなればやはりビットコインへと資金が向かうのは自明でしょう。目先はこの流れが維持されると予想しており、まだビットコインのトップの座は揺るがないのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは、日足ではボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが意識されています。ただ、目先は下げ渋る動きであり、下値の堅いところです。この形はバンドの+2σまで上昇する可能性が高まります。現状+2σは上昇基調ですので、まずは9000ドルが上値として意識されそうです。一方、下値の節目としてはバンドの中心線ですが、こちらも上昇基調であり、まずは7500ドル前後が意識されそうです。

また、ストキャスティクスを見ると、高値圏での動きが継続しています。%K、%Dいずれも持ち直しの動きを見せており、基調の強さが意識されています。再度デットクロスとなるかどうかがここからのポイントになりそうですが、現状は調整の動きは強まっていない状況です。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を抜けての動きです。トレンドの転換が意識されるところであり、このままバンドの+2σまで上昇する可能性が高まっています。価格は9730ドル前後の水準です。この水準は4月末から5月頭に意識された水準であり、ここを抜けてさらに上値を拡大といった動きにはなりにくいのではないかとみています。仮にここから下落といった動きになった場合、バンドの中心線である7680ドル前後の水準を維持できるかどうかがポイントとなるでしょう。

ストキャスティクスで見るとゴールデンクロスからの上昇の動きが展開されており、さらに上値余地を残しています。買いの流れが強まっており、先行きに対する期待感が高まっています。これらのことを考えると、週足でのトレンドの転換が意識される局面であり、買い優勢の局面ということが出来そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10000ドル:心理的な節目
9730ドル:ボリンジャーバンド週足の+2σ水準・4月末の高値水準
9000ドル:心理的な節目
8600ドル:5月中旬の高値水準

8200ドル:現在値

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