進む環境整備(20/2/6)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅上昇となって推移しています。

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進む環境整備(20/2/6)

進む環境整備

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9693.7ドル(+5.30%)
イーサリアム:203.42ドル(+7.47%)
リップル:0.27632ドル(+3.44%)
ビットコインキャッシュ:432.33ドル(+12.44%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅上昇となって推移しています。その他のコインも急騰しており、仮想通貨(暗号資産)市場に急激な買い圧力が強まる展開となっています。コロナウィルスに関して治療薬開発で前進などといった報道が流れるなど市場には楽観的な見方が意識され、米株は大幅に上昇しています。ダドリー・サンフランシスコ連銀総裁は『新型肺炎に関して、現状では重大な影響は見当たらない』などと発言しており、沈静化に努めています。

その一方で、ビットコインなどが急騰していますが、これに関しては仮想通貨取引所ジェミニが株などのチャートを提供しているトレーディングビューと統合し、トレーディングビュー上でビットコインなどが取引可能になったといった報道や、仮想通貨取引所BITMAXにおいて銀行口座からの入出金が可能となったなどといった報道などが意識されている可能性がありそうです。

仮想通貨(暗号資産)取引において、ETFの承認は現状ではまだハードルが高そうですが、オプション取引や先物取引は取引高も増えており、順調に推移しています。その一方で、今回の報道のように個人の取引に関しても環境が整備されてきています。こういった動きが加速することで取引高も増えていくものと思われますし、さらに言えばクジラなどの大口の取引による影響が低減されて行くのではないかとみています。そうすることで仮想通貨(暗号資産)に対する信頼は高まっていくのではないでしょうか。

ただ、ブレイナードFRB理事が『仮想通貨(暗号資産)は金融安定にリスクをもたらす恐れ』と発言するなど、金融当局の目は依然として厳しいところもあります。ただ、同時に『仮想通貨(暗号資産)の可能性について研究』し、『他の中銀と協力する』とも述べています。先日、日銀やECBなどが仮想通貨(暗号資産)技術や中央銀行デジタル通貨に関する共同研究を行うといった報道がありましたが、こうした流れは今後も強まっていくものと思われます。

こうした流れは一概には仮想通貨(暗号資産)市場にポジティブとは言えないと考えていますが、少なくとも現状においては仮想通貨(暗号資産)市場にとっては信頼性を高める可能性が高く、価格の下支え要因となるのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σからの調整がバンドの中心線に届く前に持ち直し、バンドの+2σを再度目指す形となっています。現状はバンドの+2σである9790ドル前後と中心線である8990ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いており、この二つが節目の価格となりそうです。さらに目先上昇基調であり、10000ドルが重要な節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから調整が入り、バンドの中心線を目指す動きが展開されていました。しかし中心線に届かずに持ち直し、バンドの+2σを意識する形へと変化しています。バンドの-2σがほぼ横ばいでの動きであり、この方向感に注目が集まります。仮に上昇に転じた場合はバンドの±2σが上昇基調となり、トレンドそのものは上向きながら、バンドの+2σでは調整の動きが入りやすい形となりそうです。逆に-2σが下落に転じた場合はバンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなる可能性が高まり、上値を拡大しやすくなるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスから下落していましたが、急激に押し戻して再度高値圏へ入っています。買い優勢の流れへと転じており、このまま高値圏での動きを継続できるかがポイントとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識しての動きから持ち直し、一気にバンドの中心線を抜けて上昇してそのままバンドブレイクからバンドウォークとなっています。バンドの-2σが下落基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。ここからさらに上値を拡大する可能性も十分にあるため、安易な戻り売りは危険でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇して高値圏での推移です。ともに一時的に下落する場面もありますが、高値圏での動きを維持しており、しっかりとした動きが展開されています。目先はまだ買い優勢の流れということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9790ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9730ドル:昨日の高値

9690ドル:現在値

9180ドル:昨日の安値
9000ドル:心理的な節目
8990ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8190ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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