ビットコイン 15分で500ドル弱の上昇(20/2/12)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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ビットコイン 15分で500ドル弱の上昇(20/2/12)

ビットコイン 15分で500ドル弱の上昇

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10218.0ドル(+3.67%)
イーサリアム:236.64ドル(+5.97%)
リップル:0.28012ドル(+2.21%)
ビットコインキャッシュ:462.23ドル(+2.22%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。月曜日に調整の動きが入り10000ドルを割り込んでいましたが、そこから買い戻されての動きです。その他のコインも買い意欲が強まる展開であり、特にイーサリアムが上げ幅を拡大する展開となっています。昨日の動きに関しては、日本時間12日の1時半から15分の間にビットコインが500ドル近い上昇を見せるなど、急激な上昇がみられています。その時間帯はダウが下げ幅を拡大する動きを見せて一時マイナス圏に転じています。この時間帯に意識されたこととしてはパウエルFRB議長やカーニーBOE総裁の発言などに注目が集まっていた時間帯であり、これらが要因となった可能性はありそうです。

ちなみに海外取引所BitfinexのBTC/USDの証拠金取引でのロングポジションとショートポジションの詳細をみると、1時半頃からロング・ショートともに大きく上昇しています。証拠金取引においてもかなり活発な取引がなされたことがうかがえる局面です。ただ、15分で500ドル弱の価格変動はさすがに大きすぎるところではあると考えています。

さて、パウエルFRB議長は現状の金利水準に関して、現状維持がファーストチョイスとなっているようですが、コロナウィルスが経済に与える影響などを懸念している模様です。まだはっきりとはしないとしていますが、第1四半期の経済は中国の影響があるとみています。一方、カーニーBOE総裁は成長基調の回復のためにいくらかの金利刺激策が必要と発言しており、利下げの可能性を示唆しています。米国は中国の米農産品購入の遅延などに対する懸念、英国はEU離脱問題に対する不透明感などといったように、それぞれコロナウィルス以外にも先行きに対する警戒感が残っています。そうした中で金融政策も難しいかじ取りを迫られているように思われます。

金融政策において利下げが行われた場合、通貨の価値が低下します。FEDが利下げを行った場合、ドルに対する売り圧力が強まる可能性が高まります。そうなればビットコインなどに買いが集まる展開も予想されるところです。現状においてFEDが利下げをする可能性はまだ低そうですが、今後の展開には注目しておきたいところです。

また、パウエルFRB議長は仮想通貨(暗号資産)についても言及しています。その中で、デジタル通貨の採用に関しては長所や短所を慎重に検討しているとしながらも、ドルの現行制度がうまく機能しており、いかなる変化を導入しようともそれは揺るがない、との見方を示しています。米国の紙幣需要は引き続き好調であり、デジタル通貨の導入に明らかな利点があるかどうかには疑問を抱いているとしています。やはりセキュリティーやプライバシーなどへの対応に懸念を抱いているようです。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+1σと+2σで挟まれたレンジを乱高下する展開となっています。10000ドルを挟んでの動きであり、ここをどう意識するかで流れが変わってきそうです。目先はトレンドそのものが上向きであり、バンドの+2σである10420ドルを目指す動きが展開されています。そこでは抑えられる可能性が高そうですが、その際に10000ドルで支えられるかどうかに注目といったところでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σと中心線で挟まれたレンジを動く展開です。目先は下値が堅いものの、バンドの±2σが上昇基調となっており、トレンドそのものが上向きで、かつ下値の堅さが意識されてバンドの中心線まで下落してこない形となっています。上値を拡大しやすい形ですが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での動きを継続しています。%Kが一時高値圏から外れる動きを見せましたが、再度上昇して高値圏に入っています。%Dは目先下落基調ですが、下落の勢いは弱まっています。しっかりとした動きが意識される局面であり、底堅い動きが維持されそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、バンドの中心線を抜けてバンドの-2σを目指す動きが展開されましたが、-2σには届かずに持ち直し、一気に+2σまで上昇する展開となっています。バンドの-2σが横ばいでの動きであり、目先はバンドの+2σと-2σで挟まれたレンジを動く可能性が高まっていますが、バンドの-2σが下落に転じた場合、バンドブレイクからバンドウォークといった動きが意識されるため、その方向感には注意したいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから急上昇し、%Kが高値圏に入っています。%Kは目先天井打ちから下落していますが、まだ高値圏での動きを維持しており、ここから下落基調が継続するかどうかに注目です。一方、%Dは上昇基調を維持して高値圏を目指す動きであり、買い優勢の流れが意識されている状況と言えそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10420ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10320ドル:昨日の高値

10220ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9720ドル:昨日の安値
9340ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9000ドル:心理的な節目
8260ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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