ビットコイン円、米国をはじめ世界各国による景気対策発表を背景にひとまず持ち直す展開(3/18朝)

ビットコイン円相場の軟調推移をメインシナリオとして予想いたします。

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ビットコイン円、米国をはじめ世界各国による景気対策発表を背景にひとまず持ち直す展開(3/18朝)

ビットコイン円、米国をはじめ世界各国による景気対策発表を背景にひとまず持ち直す展開

昨日の概況

昨日(17日)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は底堅い動き。①新型コロナウィルスの感染拡大を受けた投資家心理の悪化(株式市場の値崩れ)を背景に、アジア時間朝方には、一時53.6万円まで下げ幅を広げました。しかし、②RBA(オーストラリア中銀)・BOC(カナダ中銀)・FRB(米連邦準備制度)・BOE(英国中銀)・ECB(欧州中銀)・RBNZ(ニュージーランド中銀)など世界の主要中銀による相次ぐ金融緩和が続落を阻むと、③米FRBによるコマーシャルペーパーファンディング(CPFF)の再導入や、④ムニューシン米財務長官による総額1兆ドル規模の景気対策提案、⑤上記②から④を受けたリスク回避ムードの後退(米主要株価指数の反発)が支援材料となり、米国時間には、一時59.1万円まで反発しました。もっとも、心理的節目60万円を前に伸び悩むと、引けにかけては再び反落。本稿執筆時点(日本時間4時20分現在)では58.4万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、2/13に記録した約5ヶ月ぶり高値115.0万円をトップに反落に転じると、3/13には一時44.2万円(約1年ぶり安値圏)まで暴落しました(僅か1ヶ月で70.8万円の暴落劇)。この間、一目均衡表基準線や転換線、200日移動平均線や90日移動平均線、ボリンジャーミッドバンドを下抜けした他、強い売りシグナルを表す三役逆転や弱気のパーフェクトオーダー、強い下落トレンド入りを示唆するバンドウォークも発生するなど、テクニカル的にみて「地合いの弱さ」を強く印象付けるチャート形状となっております。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナウィルスの感染拡大に端を発したグローバルなリスク回避ムード(※通常のリスク回避局面であればデジタルゴールドと称されるビットコイン買いに波及するシナリオが想定されるが、今回は通常時より深刻なリスク回避局面と捉えられていることから、金を含むあらゆるアセットが売却される不安定な地合い)や、②世界的な金融緩和・景気対策を受けても尚市場参加者の不安感が払拭されない地合いの悪さ、③オプション市場を含む仮想通貨(暗号資産)市場全体に見られる流動性の欠如(マーケットメーカーの業績悪化に伴う出来高低迷)が重石になると見られ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の軟調推移をメインシナリオとして予想いたします(※ビットコイン等リスクアセットを売り込む動きはここから一段と本格化する見通し。戻り売り優勢の展開を想定)。

本日の予想レンジ:47.5万円ー67.5万円

ビットコイン円、米国をはじめ世界各国による景気対策発表を背景にひとまず持ち直す展開

ビットコイン円日足

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