ビットコイン円、方向感に欠ける値動き。乱高下後の疲弊感に伴う市場参加者の減少が背景か(3/19朝)

昨日(18日)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、方向感に欠ける値動き。乱高下後の疲弊感に伴う市場参加者の減少が背景か(3/19朝)

ビットコイン円、方向感に欠ける値動き。乱高下後の疲弊感に伴う市場参加者の減少が背景か

昨日の概況

昨日(18日)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。①新型コロナウィルスの感染拡大を受けた投資家心理の悪化を背景に、一時54.6万円まで下げ幅を広げるも、②RBA(オーストラリア中銀)・BOC(カナダ中銀)・FRB(米連邦準備制度)・BOE(英国中銀)・ECB(欧州中銀)・RBNZ(ニュージーランド中銀)など世界の主要中銀による相次ぐ金融緩和や、③米FRBによるコマーシャルペーパーファンディング(CPFF)の再導入、④ムニューシン米財務長官による総額1兆ドル規模の景気対策提案等が支援材料となると、米国時間には、一時58.7万円まで反発しました。もっとも、心理的節目60万円を前に伸び悩むと、引けにかけて小反落。本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では58.1万円付近で推移しております。ここ数週間の乱高下を受けて市場参加者が激減しており、ビットコイン相場は疲弊感から方向感に欠ける値動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、2/13に記録した約5ヶ月ぶり高値115.0万円をトップに反落に転じると、3/13には一時44.2万円(約1年ぶり安値圏)まで暴落しました(僅か1ヶ月で70.8万円の暴落劇)。この間、一目均衡表基準線や転換線、200日移動平均線や90日移動平均線、ボリンジャーミッドバンドを下抜けした他、強い売りシグナルを表す三役逆転や弱気のパーフェクトオーダー、強い下落トレンド入りを示唆するバンドウォークも発生するなど、テクニカル的にみて「地合いの弱さ」を強く印象付けるチャート形状となっております(足元58.7万円まで反発するも心理的節目60万円を前に伸び悩む展開)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナウィルスの感染拡大に端を発したグローバルなリスク回避ムード(※通常のリスク回避局面であればデジタルゴールドと称されるビットコイン買いに波及するシナリオが想定されるが、今回は通常時より深刻なリスク回避局面と捉えられていることから、金を含むあらゆるアセットが売却される脆い地合い)や、②世界的な金融緩和・景気対策を受けても尚市場参加者の不安感が払拭されない不安定な相場環境、③オプション市場を含む仮想通貨(暗号資産)市場全体に見られる流動性の欠如(マーケットメーカーの業績悪化に伴う出来高低迷)が重石になると見られ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の軟調推移をメインシナリオとして予想いたします(※伝統的金融市場に見られるパニック的な動きと比べてここ数日のビットコイン相場は静かな取引。ワンテンポ遅れる形でビットコイン等リスクアセットを売り込む動きが強まる恐れもあり、引き続きダウンサイドリスクに注意が必要。当方では引き続き戻り売りを継続)。

本日の予想レンジ:50.0万円ー65.0万円

ビットコイン円、方向感に欠ける値動き。乱高下後の疲弊感に伴う市場参加者の減少が背景か

ビットコイン円日足

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