ビットコイン円、FRBによる無制限量的緩和発表を受けて一時急伸するも上値は重い(3/24朝)

昨日(23日)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は下落後に急反発。

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ビットコイン円、FRBによる無制限量的緩和発表を受けて一時急伸するも上値は重い(3/24朝)

ビットコイン円、FRBによる無制限量的緩和発表を受けて一時急伸するも上値は重い

昨日の概況

昨日(23日)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は下落後に急反発。①新型コロナウィルスの感染拡大を受けた投資家心理の悪化を背景に、欧州時間朝方には一時63.7万円まで下げ幅を広げました。しかし、一目均衡表転換線付近で下げ渋ると、②ハッシュレートの持ち直しや、③米FRB(連邦準備理事会)による「米国債や住宅ローン担保証券の買い入れ量を無制限とする量的緩和策」の発表(量的緩和拡大→ドル売り→インフレヘッジとしてのビットコイン及びゴールド買いの流れ)が支援材料となり、米国時間朝方には、一時72.5万円まで急伸する場面も見られました。もっとも、④上記③を受けても尚米主要株価指数が下落に転じるとビットコインも再び反落。⑤東京オリンピックの延期観測の高まりや、⑥テクニカル的な地合いの悪さ(フィボナッチ38.2%戻しや、一目均衡表基準線、ボリンジャーミッドバンド付近での戻り売り圧力の強さ)も重石となり、本稿執筆時点(日本時間4時40分現在)では69.9万円付近まで押し下げられる展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、2/13に記録した約5ヶ月ぶり高値115.0万円をトップに反落に転じると、3/13には一時44.2万円(約1年ぶり安値圏)まで暴落しました(僅か1ヶ月で70.8万円の値幅)。その後、3/20に一時76.6万円付近まで持ち直すも、足元では69.9万円付近で伸び悩むなど、総じて上値の重い展開が続いております(テクニカル的にも、強い売りシグナルを表す三役逆転や、弱気のパーフェクトオーダーが継続中 ※)。

※詳細は3/22付けテクニカル分析レポートをご参照
ビットコインの価格分析:『ショートカバー発動も戻りは鈍い。現金化需要は根強く、反落リスクに要注意

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナウィルスの感染拡大に端を発したグローバルなリスク回避ムードや、②世界的な金融緩和・景気対策を受けても尚市場参加者の不安感が払拭されない不安定な相場環境、③オプション市場を含む仮想通貨(暗号資産)市場全体に見られる流動性の欠如(マーケットメーカーやヘッジファンドの業績悪化に伴う出来高低迷。一部ヘッジファンドの解散報道あり)が重石になると見られ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の軟調推移をメインシナリオとして予想いたします(テクニカルポイントが密集する70ー75万円ゾーンが目先のレジスタンスに。無制限量的緩和を受けた楽観ムードは長続きしないとの見方を維持)。

本日の予想レンジ:65.0万円ー75.0万円

ビットコイン円、FRBによる無制限量的緩和発表を受けて一時急伸するも上値は重い

ビットコイン円日足

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