金との相関が復活?(20/03/25)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての推移です。

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金との相関が復活?(20/03/25)

金との相関が復活?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:6733.0ドル(+4.89%)
イーサリアム:138.69ドル(+4.92%)
リップル:0.16186ドル(+2.46%)
ビットコインキャッシュ:225.66ドル(+2.99%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての推移です。その他のコインも買い優勢の流れとなっており、市場に楽観的なムードが漂っています。世界的に株価が上値を拡大する中で、仮想通貨(暗号資産)市場にも資金が流れているといった状況になっています。

さて、仮想通貨データプロバイダーのThe TIEがビットコインと金先物との相関関係において、2月の低い相関から3月に入り相関が復活したと公表しています。確かに、データを見る限りではビットコインと金の相関性は高まっているということができるでしょう。しかし、ここからビットコインが安全資産として認識されているとみるのは大きな誤りです。

これに関してはここを読んでくださっている皆様であれば何度か指摘しているのですぐにご理解いただけると思いますが、直近の動きを見る限り、そもそも金がリスク回避的な動きが強まる中で下落していたという事実が抜け落ちています。つまり、株価が急落する中で金もビットコインも下落し、株価が持ち直す段階で金もビットコインも上昇するといった動きがみられていたわけです。この中で金とビットコインの相関を見れば確かに高い相関性を示すわけですが、ダウとも高い相関性を示すのであれば、安全資産として意識されているということができるでしょうか。

ちなみに、3月に入ってからの16営業日で見ると、ダウ・金・ビットコインがすべて上昇、もしくはすべて下落といった動きとなった日は7営業日あります。逆にダウのみが上昇もしくは下落となったのは5営業日です。その他は金のみが上昇もしくは下落となったのが4営業日です。ビットコインのみが上昇もしくは下落となった営業日はありませんでした。このデータをもって仮想通貨(暗号資産)が安全資産かどうかを語るのは問題があるでしょう。

今回の件はデータそのものに誤りがあるというものではありません。しかし、その分析が非常に乱暴であり、実態を捉えているとは言えないでしょう。こういった分析は投資を行う上で逆に危険であり、注意すべきものということができるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから上昇し、中心線に到達しています。現状中心線は6690ドル前後の水準で、ここがまずは意識されそうです。その上で上昇した場合は7000ドルが、抑えられた場合は6000ドルやバンドの-2σである3880ドルなどが意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから上昇して目先は中心線を意識しての動きです。ここからさらに上値を拡大することが出来るかがポイントとなりそうです。流れとしてはまだ上値の重さが意識されやすい状況であり、バンドの中心線で抑えられて再度-2σを目指す動きとなるのではないかとみていますが、仮にバンドの中心線をしっかりとブレイクした場合は上昇の勢いが強まる可能性もあるので、その点は頭に入れておきたいところです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上昇基調を継続しています。買い優勢の流れが維持されており、上値余地も残しています。さらに買い意欲が強まる可能性も意識しておきたいところです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きからやや伸び悩む展開です。このまま調整の動きが入るのかどうかに注目です。バンド幅は拡大基調を維持しており、バンドウォークが継続する可能性もあるでしょう。買い優勢の流れであり、仮に一時的に調整の動きが入っても、底堅い動きが展開されそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが高値圏での動きです。一時上値を抑えられる場面もありましたが、%Kが再度持ち直すなど、しっかりとした動きとなっています。ただ、%Dがじり安基調となっており、ここから下落基調が強まった場合は調整の動きが強まるでしょう。方向感に注意しながらの対応となりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9490ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6840ドル:昨日の高値

6730ドル:現在値

6690ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6410ドル:昨日の安値
6000ドル:心理的な節目
5000ドル:心理的な節目
4000ドル:心理的な節目
3880ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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