政府系ファンドが大幅損失(20/3/27)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。

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政府系ファンドが大幅損失(20/3/27)

政府系ファンドが大幅損失(20/3/27)

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:6751.2ドル(+2.42%)
イーサリアム:136.41ドル(+0.81%)
リップル:0.16830ドル(+4.72%)
ビットコインキャッシュ:226.08ドル(+3.76%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。日中は大きな動きにはならなかったものの、米株が上値を拡大したことで底堅い動きが展開されています。その他のコインもしっかりとした動きとなっています。米国の金融政策の先行きなどを意識し、米国債利回りの低下やドルの調整売りなども仮想通貨(暗号資産)市場にとっては下値を支える要因となったのではないかとみています。

さて、今回は直接的には仮想通貨(暗号資産)市場の話ではありませんが、世界の資金の流れを考えるうえで頭に入れておいたほうが良いのではないかと思われるニュースが入ってきています。それは、世界最大の政府系ファンドであるノルウェー銀行インベストメント・マネジメントが2020年に入り1兆3300億ノルウェークローネ(約14兆円)の損失を出しているといったものです。このファンドは株式の保有比率が資金の最大7割に充てられており、世界的な株安が直撃した格好となっています。3月25日時点の運用資金総額は10兆1270億クローネですので、かなり大きく損失を出していることが伺えます。

また、株式の保有比率が急落により低下したことで世界の株式市場から株を購入する可能性が高いとCEOが発表しています。これはポートフォリオの比率の目標が設定されているためですが、ファンドによってはこういった動きをする所もあるため、ここからの動きが見えにくくなる可能性は意識しておいたほうが良いでしょう。

仮想通貨(暗号資産)市場でもクジラの存在がたびたび噂されますが、その他の金融市場においてもファンドなどの動きが相場を大きく動かすことがないわけではありません。特に今回のような急激な下落時に大きな損失を被ったファンドなどがポートフォリオの調整や損失を取り返すべく動くこともなど十分に考えられるところです。

現状において、上記のノルウェーの政府系ファンドが仮想通貨(暗号資産)をポートフォリオに組み込んでいるといった話は聞いていませんが、組み込むファンドなども増えてくる可能性は高く、そうなった場合は株式市場などとの相関性は高まってくるでしょう。仮に上記のノルウェーの政府系ファンドが仮想通貨(暗号資産)を組み込んだと仮定した場合、ポートフォリオの調整のために仮想通貨(暗号資産)を売買するといった動きが起こるかもしれません。ビットコインETFが承認などということになれば、ポートフォリオに組み込む流れが加速するかもしれません。こういった状況を認識しておけば、安全資産か否かといった話に惑わされないのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を挟んでの動きです。バンドの中心線である6450ドルを上抜けていますが、このまま上昇するのか、それとも再度割り込むのかに注目です。上昇した場合は7000ドルを突破できるかがポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を上抜ける形です。とはいえ、バンドの中心線が下落基調であり、価格そのものは横ばいとなっています。このままバンドの中心線を上回る水準で推移するかどうかに注目です。再度割り込んだ場合は売り圧力が強まる可能性もありそうです。バンド幅は縮小傾向を強めており、やや方向感が見えにくくなってくる可能性はありそうです。そうなった場合はバンドの中心線を挟んでの動きとなるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは上昇基調となっています。%Kは持ち直して高値圏に入っています。この水準を維持することが出来るかどうかに注目です。一方、%Dもそろそろ高値圏に入りそうで、基本的には買い優勢の流れといった局面です。%Kの方向感次第ですが、底堅い動きが目先は維持されそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入っていましたが、バンドの中心線で支えられてじり高基調となっています。バンド幅が緩やかに縮小しており、目先はレンジ圏での動きが意識されています。ただ、バンド幅は比較的狭く、市場にはエネルギーが蓄積されています。バンドの+2σもしくは-2σに到達した場合はバンドブレイクからバンドウォークといった動きを警戒したいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから持ち直しています。このまま上昇基調を維持することが出来るかがポイントです。上値余地は十分にあるので、目先は買い優勢の流れということが出来そうです。その流れが継続した場合、バンドの+2σをブレイクする可能性もあるだけに、頭に入れておきたい状況です。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
8740ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6790ドル:昨日の高値

6750ドル:現在値

6540ドル:昨日の安値
6450ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6000ドル:心理的な節目
5000ドル:心理的な節目
4160ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3430ドル:2019年の安値

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