【ビットコイン原論文21】Proof-of-Work:プルーフ・オブ・ワーク5

ブロックを生成できる唯一の者を、第三者機関を介入させることなく、公正かつ透明な手続きで選任していることを意味します。

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【ビットコイン原論文21】Proof-of-Work:プルーフ・オブ・ワーク5

ノード達の一部で「マイナー」と呼ばれる者達が、ナンスを使ってハッシュ値を探す「くじ引き」のような、「マイニング」と呼ばれる作業を行って、ブロックを承認していくことで、プルーフ・オブ・ワークではブロックの改ざんを不可能に近づけています。これは、ブロックを生成できる唯一の者を、第三者機関を介入させることなく、公正かつ透明な手続きで選任していることを意味します。

【ビットコイン原論文21】Proof-of-Work:プルーフ・オブ・ワーク5

さらにプルーフ・オブ・ワークでは、過半数の意思決定(多数決)を承認するにあたって、投票権を持つ者をどのように決定するかという問題も解決しています。

ネットワーク内において、IPアドレス1つに対して投票権1票を与えたとします。
IPアドレス(Internet Protocol Address)とは、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどの機器(ノード)を識別するために割り当てられた識別番号です。インターネット内における住所のような役割を担っています。IPアドレスは、低コストで大量に取得することができますので、悪意のある者がIPアドレスを大量に取得してネットワークを攻撃することが可能となります。

そこでプルーフ・オブ・ワークにおける仕組みは、1CPU=1票としています。

IPアドレスに対してCPU(中央演算処理装置)は、パソコンなどの主たる部品のひとつです。従ってCPUを大量に保有/購入して稼働させた場合、膨大な初期費用とランニングコスト(電気代等)が発生します。従って、IPアドレスと比較してCPUの方が投票権利を独占するのは困難になります。


[ビットコインのホワイトペーパー原文は、bitcoin.org様より転載させていただきました。
Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System

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