ビットコイン円、一時106万円台まで急伸するも、対ドルでの10000ドルトライには失敗(5/15朝)

5/14(木)のビットコイン円相場は大幅続伸。

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ビットコイン円、一時106万円台まで急伸するも、対ドルでの10000ドルトライには失敗(5/15朝)

ビットコイン円、一時106万円台まで急伸するも、対ドルでの10000ドルトライには失敗

〇「半減期」通過後も堅調なハッシュレート等を背景にビットコイン円は急伸
〇106.3万円の高値をつけるも104万円台まで反落
〇テクニカルには「地合いの強さ」印象づける形
〇ファンダメンタルズもサポート要因多し
〇本日の予想レンジ98.0ー108.0万円

昨日の概況

5/14(木)のビットコイン円相場は大幅続伸。①4年に1度のビッグイベント「半減期」を無事通過したことに伴う材料出尽くし感や、②半減期後もハッシューレートが底堅さを保ったことに伴う安堵感(マイニング勢の撤退観測後退→半減期前に一時的にアルトコインやステーブルコインに退避されていたマネーが再びビットコインに回帰→ドミナンス上昇)、③市場参加者が注目するブロックチェーンの祭典Consensus2020に対する期待感(5/11から5/15まで開催)、④CME先物市場における建玉急増、⑤本邦の大手暗号資産取引所bitFlyerのテレビCM再開、⑥米中対立激化懸念を背景としたビットコイン買い需要の高まり、⑦JPモルガン・チェースが暗号資産取引所を顧客に加えたとの一部報道、⑧大手ヘッジファンドによる相次ぐビットコインへの投資観測などが支援材料となり、海外時間朝方には、一時106.3万円(5/8以来)まで急伸しました。しかし、急激な上昇の反動から戻り売り圧力が強まると、上髭を残す形で反落に転じ(対ドル相場は高値9937ドルで失速し、10000ドルトライに失敗)、本稿執筆時点(日本時間4時50分現在)では104.1万円付近まで押し戻される展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/13に記録した安値44.2万円をボトムに反発に転じると、5/7には一時107.2万円まで急伸しました(コロナショック後の「全値戻し」を達成)。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや200日線を上抜けした他、強い買いシグナルを表す三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(※5/10や5/11にポジション調整主導で大きな下髭を作った際も、それぞれ87.6万円、88.5万円で下げ渋った後、すぐに反発。昨日は一時106.3万円まで急伸するなど、力強い動きが続いております)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①世界的な外出規制の緩和を受けた投資家心理の改善期待や、②原油先物価格の持ち直しを受けたリスク回避ムードの後退、③半減期を通過したことに伴う供給量の減少(マイナーによるビットコイン売り圧力の減退+希少性向上に伴うビットコイン買い需要の高まり)、④世界的な金融緩和継続に伴う法定通貨のインフレ懸念(インフレヘッジ目的としてのビットコインの再評価)、⑤デジタル人民元に絡む相次ぐポジティブな報道、⑥半減期後も堅調なハッシュレート(マイナーによる撤退観測の後退)、⑦ヘッジファンドや米大手金融機関による暗号資産ビジネスへの参入観測など、ビットコイン相場を押し上げる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にもファンダメンタルズ的にも「地合いの強さ」が確認されます。ハッシュレートの状況(マイニング勢の動向。特にハッシュレートの低下には要注意)や株や債券、為替や商品など伝統的金融市場の動き(リスクオフに転じる場面は要注意)を睨みながらも、当方では引き続き、上昇トレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします(※200日線を割り込まない限りbuy on dip継続方針。2/13に記録した年初来高値115.0万円を試す展開を想定)。

本日の予想レンジ:98.0万円ー108.0万円

ビットコイン円、一時106万円台まで急伸するも、対ドルでの10000ドルトライには失敗

ビットコイン円日足

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