ハッシュパワーの移行(20/5/15)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続伸となって推移しています。

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ハッシュパワーの移行(20/5/15)

ハッシュパワーの移行

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9648.9ドル(+3.83%)
イーサリアム:202.51ドル(+5.74%)
リップル:0.20404ドル(+2.61%)
ビットコインキャッシュ:241.47ドル(+2.71%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大幅続伸となって推移しています。一時対ドルで10000ドルを意識する動きとなっていますが、そこからは調整が入っています。10000ドルはこれまでも意識された水準であり、強固な上値抵抗帯が形成されている可能性がありそうです。ただ、目先はしっかりとした動きが継続されており、買い優勢の流れが維持されています。その他のコインも買いの流れが強まっており、仮想通貨(暗号資産)市場に資金が流入する展開が継続しています。

さて、ビットコインが半減期を通過したわけですが、価格としては上昇基調を強める一方、注目されていたハッシュレートは13日に1億TH/sを割り込むなど、やや下落基調です。ハッシュレートに関しては比較的大きな上げ下げがあるため、下落基調が強まったとは断言できませんが、やや警戒感の強まる局面となっていることは事実でしょう。

さらにビットコインの半減期後にビットコインキャッシュやビットコインSVのハッシュレートが増加していることが明らかになっています。これはハッシュパワーがビットコインからビットコインキャッシュやビットコインSVへと移行したためと思われます。先月に半減期を迎えた際、ビットコインキャッシュやビットコインSVからビットコインへとハッシュパワーが移行したのではないかと思われる動きがありましたが、今回はその逆流が起こっている可能性が指摘されています。

マイナーにとってはより収益を上げることのできる仮想通貨(暗号資産)にハッシュパワーを振り向けるわけですが、こうした動きが価格へ与える影響は軽視できません。ハッシュレートが大きく低下といった動きを見せた場合、先行きに対する警戒感が高まりビットコインが下落といった動きを見せることも考えられるでしょう。ただ、昨日の『新しいマイニングプール?』の中でも触れましたが、『Lubian』のような新しいマイナーが積極的にマイニングのペースを上げてくるようなことがあれば、多少ハッシュパワーが移行しても問題は大きくはならないでしょう。

上述の通り、13日の段階でビットコインのハッシュレートは下落基調となっています。これが持ち直してくるのか、それとも下落基調を強めるのか、半減期後の動きであるだけに注目が高まっています。ビットコインの上昇がその他のコインと比べてしっかりとしているだけに、マイナーとしてもハッシュパワーの移行を考え直す可能性もあるだけに、しっかりと追っていきたいところかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である8810ドル前後の水準で支えられてバンドの+2σである10170ドル前後の水準を目指す形です。昨日意識された10000ドルはこれまでも意識された水準であり、注目すべきところでしょう。調整の動きが入った場合はバンドの中心線や8000ドル前後の水準が目標となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で支えられて持ち直しての動きで、バンドの+2σを目指す動きが展開されています。このまま+2σまで上昇する可能性は高そうです。ただ、バンドの+2σがじり高基調へと変化しつつあり、トレンドそのものは上向きながらもバンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところであり、一時的には調整の動きが入りやすいのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇基調が強まっています。%Kが高値圏に入りそうで、これがこの水準を維持することができるかどうかに注目です。目先はまだ買い優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークする展開が継続していましたが、ここにきてやや調整の動きが入っています。バンドの-2σの下落基調が一服し、目先横ばいとなっていますが、これが上昇に転じた場合はバンドの±2σが上昇といった動きとなり、トレンドそのものは上向きながらも調整の動きが意識されることになりそうです。そうなった場合はバンドの中心線まで下落といった動きとなりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。%Kは高値圏から転落する動きであり、このまま下落基調を維持した場合は売り圧力が強まることとなりそうです。下値余地は十分に残っており、調整の動きが意識されやすい局面ということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9940ドル:昨日の高値

9650ドル:現在値

9270ドル:昨日の安値
9000ドル:心理的な節目
8810ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
8000ドル:心理的な節目
7460ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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