機関投資家の動き(20/05/19)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。

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機関投資家の動き(20/05/19)

機関投資家の動き

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9677.1ドル(-0.48%)
イーサリアム:213.01ドル(+1.92%)
リップル:0.20439ドル(+0.95%)
ビットコインキャッシュ:245.72ドル(+1.16%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。10000ドルを意識しての動きから調整の動きが入ったものの、積極的に下値を拡大することなく小幅に持ち直すといった動きであり、往来相場となっています。米株が大幅に上昇する中で様子見ムードが強まる状況となっています。その他のコインは小幅に上昇しています。大きな動きにはなっていないものの、底堅い動きが展開される局面となっています。

ビットコインに関してはやはり10000ドルが上値抵抗帯として強く意識されており、ここをしっかりと越えてこないと上値を拡大する動きにはならないでしょう。逆に上値の重さを意識した買い方の投げ売りが誘発される可能性もあるだけに、ここからの動きには注目が集まります。ただ、10000ドルを超えて上昇し、10000ドルが下値支持帯として意識されるようになれば買い意欲が強まりやすくなり上値を拡大していくものと思われます。今後の展開を考える上でもやはりビットコインの10000ドルは重要な価格ということができるでしょう。

さて、シカゴ・マーカンタイル取引所のビットコイン先物において、取引高が過去最高を記録したといったニュースが入っています。半減期を迎えて機関投資が参入してきているといった見方が強まっています。また、ビットコインのオプション取引も大幅に増加しており、ビットコイン市場へと大口の資金流入がみられている状況です。これらの動きがビットコインの価格を下支えしているのではないかとみられています。

機関投資家の流入はビットコインのみならず、仮想通貨(暗号資産)市場全体にも良い流れを作り出すのではないかと期待しているところではあります。市場に厚みができることで相場操縦のリスクも低減されることが予想されます。また、仮想通貨(暗号資産)市場に対するポジティブな見方も広がっていくものと思われます。そして、ここでも何度も述べていますが、機関投資家の流入は株式市場などのその他の市場との相関性を強めることとなるでしょう。

目先はコロナウィルスのワクチン開発に対する期待感などから、市場全体にリスク志向の動きが意識されています。余剰資金が仮想通貨(暗号資産)市場にも向かう動きが強まれば、ビットコインの10000ドル超えの可能性も高まるのではないでしょうか。ただ、経済指標の悪化などに対する警戒感も払しょくできないところが目先の方向感の見えにくい局面を作り出しているものと思われます。まだしばらくは慎重な対応が求められそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である9190ドル前後の水準と+2σである1040ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。心理的な節目である10000ドルが強く意識されており、バンドの+2σとあわせて上値を抑える状況ということができそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で支えられて底堅い動きを見せているものの、バンドの+2σや10000ドルが上値として意識されており、方向感の見えにくい状況となっています。バンドの+2σが下落基調で、バンド幅が縮小傾向を強めています。市場にはエネルギーが蓄積されてきており、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。目先は様子見ムードが強まっていますが、動き出したら大きなものとなる可能性は十分にあるので、その点は頭に入れておきたいところです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは上昇して高値圏での推移です。一方、%Dは一時腰折れしたものの再度持ち直して上昇しています。買い優勢の流れであり、このままバンドの+2σまで上昇する可能性はありそうです。
%Kの方向感には注意したいところですが、まだしっかりとした動きが展開されるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、バンドの中心線まで下落したもののそこからじり高基調となっています。底堅い動きではあるものの、目先は大きな動きにはなっていません。バンドの±2σもほぼ横ばいであり、しばらくは狭いレンジでの動きとなる可能性が高まっています。

ストキャスティクスで見ると%Kは持ち直し基調から下落する動きです。一方、%Dは下落基調から持ち直す動きとなっています。中立水準で方向感の見えにくい展開となっており、ここからの方向感に注目です。ここまでは下落基調だったため、このまま下落といった動きとなる可能性もありそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10040ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9940ドル:昨日の高値

9680ドル:現在値

9460ドル:昨日の安値
9190ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9000ドル:心理的な節目
8330ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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