難易度調整(20/05/18)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金曜日に大きく下落したものの、日曜日に持ち直す動きとなり、往来相場となっています。

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難易度調整(20/05/18)

難易度調整

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9730.0ドル(+3.71%)
イーサリアム:208.05ドル(+3.73%)
リップル:0.20246ドル(+1.54%)
ビットコインキャッシュ:242.85ドル(+2.71%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが金曜日に大きく下落したものの、日曜日に持ち直す動きとなり、往来相場となっています。1万ドルが上値として意識されているものの、下値も堅い動きです。その他のコインも似たような動きであり、終値ベースでは大きな動きにはなっていません。ビットコインが10000ドルをブレイクして上昇することができるかどうかが今後のポイントとなっていきそうです。

さて、ビットコインが半減期を通過して初めての難易度調整が19日に行われます。ハッシュレートに関してはここ最近何度か触れていますが、今回の難易度調整でどういった数値が出るのかは注目でしょう。前回の難易度調整が行われたのが今月の5日であり、その時と比べるとハッシュレートは約80%程度となっています。ハッシュレートに関しては日々の変動も大きいため7日平均の数値も参考にみても93%程度とやはりやや低下しています。

ハッシュレートが低下すれば難易度も低下します。ハッシュレートに関しては、やはり半減期を前後して下落基調となっていますが、1億TH/sを割り込んだ水準からは若干持ち直しています。このまま上昇基調を維持することができれば、一時的な難易度調整もそこまで警戒感を高めることにはならないでしょう。

問題はマイナーの収入がドルベースで急落していることでしょう。現状は今年の3月半ば頃の水準まで下落しています。3月半ばといえば、ビットコインの価格が急落した時の水準です。その時と比べると、価格は倍近い水準で推移していますが、それにもかかわらず収入が減少している点は先行きに対する懸念として意識されるでしょう。

もちろん、PCの性能が上がることによりマイニングの損益分岐点は低下する傾向があります。省エネにより電気代も安くなる可能性があります(可能性と表現したのは電気代そのものが上昇することがあり、省エネ分を値上がりが相殺することもあり得るためです)。しかし、最新のマイニングマシンを導入することもコストのかかることであり、すぐに入れ替えというのも難しいところです。

となると、ビットコインのマイニング収入が伸び悩めば、マイナーはハッシュパワーをアルトコインへと移行する流れが強まるでしょう。ただ、ある程度難易度が下がってくればマイナーもまた戻ってくるでしょう。そうなった時に価格がどの程度の水準にあるかは重要な要素となるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である9090ドル前後の水準と+2σである10130ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いており、心理的な節目である10000ドルとあわせて節目として意識されています。この節目をどう意識するかが今後の流れを決めていきそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で支えられて底堅い動きを見せているものの、バンドの+2σや10000ドルが上値として意識されており、方向感の見えにくい状況となっています。バンド幅が縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。ただ、まだどちらに動くかがはっきりとせず、様子見ムードが強まっています。

またストキャスティクスを見ると、%Kは上昇して高値圏に入っています。一方、%Dは上昇基調からやや腰折れ気味であり、これが下落基調を強めた場合は先行きに対する警戒感が強まるでしょう。%Kも高値圏での動きが維持できるかどうかに注目であり、ここから売り圧力が強まる可能性も十分に考えられるでしょう。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから上昇を継続し、中心線を抜けてバンドの+2σを目指す形となっています。このまま上昇基調を維持することができるかに注目です。バンドの±2σが上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きです。一時的に調整の動きが入っても、下値は堅いのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇で高値圏での推移です。上値余地は少ないものの上昇基調は維持しており、買い優勢の展開です。%K、%Dが高値圏での動きを維持することができるかが今後のポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9880ドル:昨日の高値

9730ドル:現在値

9330ドル:昨日の安値
9090ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9000ドル:心理的な節目
8060ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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