ビットコイン円、高値圏から急落するも心理的節目100万円は死守(5/21朝)

5/20(水)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。

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ビットコイン円、高値圏から急落するも心理的節目100万円は死守(5/21朝)

ビットコイン円、高値圏から急落するも心理的節目100万円は死守

〇ビットコイン円は一時100.4万円まで急反落
〇ハッシュレートの不安定化、ハードフォークで生じた暗号資産を顧客に付与する義務なしとの判決が重石
〇その後は100万円死守で102万円台に小幅反発
〇ビットコイン円は、テクニカル、ファンダメンタルズともに「地合いの強さ」が確認される
〇本日の予想レンジ98.0万円ー106.0万円

昨日の概況

5/20(水)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。①伝統的金融市場に見られるリスク選好の動き(コロナ収束期待に伴う楽観ムード→原油先物価格の反発)や、②世界的な金融緩和継続に伴うインフレヘッジを目的としたビットコイン買い需要、③テクニカル的な地合いの強さが支援材料となり、アジア時間には一時105.9万円まで上昇しました。しかし、前日高値106.4万円や、対ドルでの心理的節目10000ドルをバックに伸び悩むと、④ハッシュレートの不安定化(難易度調整は▲6%の大幅易化)を受けたビットコイン売り圧力の高まりや、⑤ビットコインmempoolの滞留懸念、⑥暗号資産オプション市場におけるダウンサイドリスクを織り込む動き、⑦一部マイナーの撤退観測(半減期に伴う採算性悪化)、⑧ハードフォークで生じた新たな暗号資産について顧客に付与する義務はないとの東京地裁判決(bitFlyer加納氏のTwitterで拡散)が重石となり、米国時間には、俄かロングの投げを巻き込みながら、100.4万円まで急落する場面も見られました。もっとも、心理的節目100万円が死守されると、引けにかけて底堅さを取り戻し、本稿執筆時点(日本時間6時30分現在)では102.7万円付近まで持ち直す動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/13に記録した安値44.2万円をボトムに反発に転じると、5/7には一時107.2万円まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや200日線を上抜けした他、強い買いシグナルを表す三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(昨日の急落局面においても心理的節目100万円台が死守された他、3/13安値と4/16安値を結んだトレンドラインも維持)。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、①世界的な外出規制の緩和を受けた投資家心理の改善期待や、②株式市場や原油先物価格の持ち直しを受けたリスク選好ムードの高まり、③半減期を通過したことに伴う供給量の減少(マイナーによるビットコイン売り圧力の減退+希少性向上に伴うビットコイン買い需要の高まり)、④世界的な金融緩和継続に伴う法定通貨のインフレ懸念(インフレヘッジ目的としてのビットコインの再評価)、⑤週末の臨時日銀金融政策決定会合や、中国の全人代開幕を前にした期待感、⑥ヘッジファンドや米大手金融機関による暗号資産ビジネスへの参入観測など、ビットコイン相場を押し上げる好材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にもファンダメンタルズ的にも「地合いの強さ」が確認されます。マイニング勢の動向(ハッシュレートやトランザクション手数料。採算性悪化に伴う撤退観測)や、伝統的金融市場(株・債券・為替・コモディティ)の動き、米中対立を巡るヘッドライン、短期筋の動向(海外取引所のハイレバレッジ勢のポジショニング)を睨みながらも、当方では引き続き、上昇トレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします(都度深めの押し目を作りながらも、2/13に記録した年初来高値115.0万円を試す展開を想定)。

本日の予想レンジ:98.0万円ー106.0万円

ビットコイン円、高値圏から急落するも心理的節目100万円は死守

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