米中対立再燃?(20/5/21)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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米中対立再燃?(20/5/21)

米中対立再燃

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9571.7ドル(-1.16%)
イーサリアム:210.53ドル(-0.90%)
リップル:0.20240ドル(-0.97%)
ビットコインキャッシュ:240.47ドル(-2.13%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。その他のコインも上値を抑えられる展開となっています。ただ、全体的にはそこまで売り圧力が強まっているといった流れとはなっておらず、依然として様子見ムードが強まる局面です。とはいえ、ビットコインが10000ドルで抑えられている状況に変わりはなく、ここからの動き次第では警戒感が急激に高まりかねないので注意が必要でしょう。

また、ここ最近の注目材料であったビットコインの難易度調整ですが、6%の低下となっています。ハッシュレートが下落基調にあったために難易度の低下は予想通りといったところではありますが、ここからの流れに注意すべき局面ということができるでしょう。市場にはさらに難易度が低下するといった見方もここから持ち直すといった見方もあり、今後の展開には不透明感が高まっています。そもそも難易度が低下することで価格が上昇するといった見方もあり、どのように判断すべきかもはっきりしないところです。個人的にはハッシュレートの下落は先行きに対する懸念を強めかねず、価格の下落をもたらすのではないかとみていますが、半減期後の動きであり、慎重な見極めが必要かと思われます。

さて、ビットコインが半減期を通過してとりあえず新規の材料待ちといった雰囲気が醸成されていますが、その他の市場においては警戒すべき局面となってきています。それは米中の対立が激化する可能性です。コロナウィルスの対応に関して米国は中国を非難していますが、その他にも米上院が中国企業の米国での上場廃止につながりかねない法案を全会一致で可決したという報道が入ってきています。これは外国政府の支配下にある企業は米株式市場への上場を禁止するというものであり、共同提出者のケネディ議員が中国が規則に従って行動するのを求めるとの声明を発表しています。

米中の対立は中国が米国産の農作物の輸入するなどしたことで改善方向へと向かっていましたが、ここにきて急激に悪化しています。こういった動きが強まれば、仮想通貨(暗号資産)市場にも悪影響を及ぼしかねません。また、中国企業が米国での上場が出来ない、つまり米国での資金調達ができないということになれば、仮想通貨(暗号資産)関係の企業にとってもリスクが高まるでしょう。中国のマイニング機器メーカーの一部が米国市場での上場を検討していると言われていますが、これが頓挫した場合、先行きに対する不透明感が高まりかねないところではあります。

こういった影響はすぐに価格に反映ということはないかもしれません。ただ、大きな流れで見れば不透明感を高める要因となります。特に中国はマイニングで大きな影響力を持っているだけに、これらの動向も頭の片隅には入れておいたほうが良いのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である9280ドル前後の水準と+2σである10120ドル前後の水準で挟まれたレンジを依然として動いています。あとは心理的な節目である10000ドルが意識されており、これらの価格をどちらに抜けるかが今後のポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの±2σがじり高基調となっており、トレンドそのものが上向きとなっています。バンドの中心線まで下落してもそこでは支えられる可能性が高そうです。ただ、上昇の勢いはそこまで強くなく、方向感の見えにくい状況は継続しそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは下落基調となっています。デットクロスからの下落であり、売り優勢の流れが強まっています。%Dはまだ高値圏での推移であり、このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。現状は下値を拡大しやすい形であり、先行きに対する警戒感が強まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから一気に下落し、バンドの-2σをブレイクする動きが展開されました。しかし、そこからは持ち直しており、バンドの中心線を目指す形です。ただ、バンドの±2σがじり安基調となっており、トレンドはやや下向きです。バンドの中心線で抑えられて再度下落といった動きになってもおかしくはないでしょう。ただ、まだ大きな動きにはなりにくそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kは底打ちから上昇しています。一方、%Dは下落基調となっています。やや方向感の見えにくい状況であり、%Kの方向感に注目といったところではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10120ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9840ドル:昨日の高値

9570ドル:現在値

9310ドル:昨日の安値
9280ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9000ドル:心理的な節目
8450ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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