ビットコイン円、ロング勢の投げを巻き込みながら心理的節目100万円を割り込む展開(5/22朝)

5/21(木)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。

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ビットコイン円、ロング勢の投げを巻き込みながら心理的節目100万円を割り込む展開(5/22朝)

ビットコイン円、ロング勢の投げを巻き込みながら心理的節目100万円を割り込む展開

〇ビットコイン一時95.0万円まで急落
〇ハッシュレートの不安定化、節目100万円を維持出来なかったことに伴う失望感が売り要因に
〇テクニカルには地合い強いが、サポートラインのブレイクトライ中で変化の可能性も
〇ファンダメンタルズは引き続き強い
〇上昇トレンド継続がメインシナリオ
〇本日の予想レンジ92.5ー102.5万円

昨日の概況

5/21(木)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。①新型コロナ収束期待(世界的な外出規制緩和→投資家心理改善)に伴う楽観ムードの広がりや、②株高・原油高を背景としたリスク選好ムードの高まりを背景に、アジア時間には一時103.1万円まで上昇しました。しかし、③ハッシュレートの不安定化(前日は難易度調整が過去最大となる▲6%の大幅易化)を背景にビットコイン売り圧力が高まると、④ビットコインmempoolの滞留長期化懸念や、⑤暗号資産オプション市場におけるダウンサイドリスクを織り込む動き(リスクリバーサルがBTCプット方向に急拡大)、⑥中小マイナーの撤退観測(半減期に伴う採算性悪化)、⑦上値の重さを嫌気した見切り売り(心理的節目100万円を維持出来なかったことに伴う失望感→ロング勢の大規模ロスカット)が重石となり、米国時間には、一時5/13以来となる安値95.0万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間5時20分現在)では97.1万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/13に記録した安値44.2万円をボトムに反発に転じると、5/7には一時107.2万円まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや200日線を上抜けした他、強い買いシグナルを表す三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(但し、現在は3/13安値と4/16安値を結んだサポートラインの下方ブレイクをトライ中であり、同水準を下抜けた場合、上昇→下落へのトレンド転換が意識されることから注意が必要)。

ファンダメンタルズ的に見ると、①世界的な外出規制の緩和を受けた投資家心理の改善期待や、②株式市場や原油先物価格の持ち直しを受けたリスク選好ムードの高まり、③半減期を通過したことに伴う供給量の減少(マイナーによるビットコイン売り圧力の減退+希少性向上に伴うビットコイン買い需要の高まり)、④世界的な金融緩和継続に伴う法定通貨のインフレ懸念(インフレヘッジ目的としてのビットコインの再評価)、⑤本日予定されている日銀臨時金融政策決定会合や、中国の全人代開幕への期待感、⑥ヘッジファンドや米大手金融機関による暗号資産ビジネスへの参入観測など、ビットコイン相場を押し上げる好材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にやや下落リスクが高まりつつあるものの、ファンダメンタルズ的な強さを考慮すれば下落余地は限られると予想されます。マイニング勢の動向(ハッシュレートやトランザクション手数料。採算性悪化に伴う撤退観測)や、伝統的金融市場(株・債券・為替・コモディティ)の動き、米中対立激化を巡るヘッドライン(※米中対立激化はビットコイン買い材料)、短期筋の動向(海外取引所のハイレバレッジ勢のポジショニング)を睨みながらも、当方では引き続き、上昇トレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします(都度深めの押し目を作りながらも、最終的に2/13に記録した年初来高値115.0万円を試す展開を想定)。

本日の予想レンジ:92.5万円ー102.5万円

ビットコイン円、ロング勢の投げを巻き込みながら心理的節目100万円を割り込む展開

ビットコイン円日足

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