ビットコインの取引高(20/5/22)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。

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 ビットコインの取引高(20/5/22)

ビットコインの取引高

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9056.5ドル(-5.52%)
イーサリアム:198.99ドル(-5.80%)
リップル:0.19418ドル(-4.10%)
ビットコインキャッシュ:228.22ドル(-5.31%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。半減期を通過し、マイナーからの換金売りが強まっている模様で、売り圧力が強まっています。10000ドルを突破できなかったことに対する警戒感も強まっており、対円で100万円を割り込む展開となっています。その他のコインも売り圧力が強まり、仮想通貨(暗号資産)市場は軒並み売り圧力が強まる状況となっています。

さて、昨日は大きく下落したものの、ここ最近のビットコインの持ち直し基調を眺めて世界的な取引高は上昇基調にあります。Coin Danceによると、現在の水準は3月末と比べて倍近い水準にまで取引高は持ち直しています。特に半減期を前後して伸びが加速する状況となっています。

しかし、データを詳しく見てみると、アルゼンチンやブラジル、チリやコロンビア、エジプトやケニアなどといった国々で急速に取引高が増加しています。もちろん、アメリカや日本などでも取引高は増加しているのですが、前者は過去最高水準やそれに迫る水準で取引高が増加しています。

これに関しては、ビットコインが普及してきたとみることも出来なくはないのですが、世界的な景気の落ち込みを受け、自国通貨や経済に対する不透明感の高まりからビットコインへと資金を移す動きが強まっているのではないかと思われます。確かに先進国でも今回のコロナウィルスの経済に対する悪影響は甚大なものですが、それ以上に途上国の経済に対する打撃が大きなものとなっているのではないでしょうか。それがビットコインへの資金流入を促し、取引高の増加をもたらしているのではないでしょうか。

逆に一時急激に取引高が増加した香港などでは目先は増加しているものの、その増加の勢いは緩やかであり、落ち着いた動きとなっています。もちろん、中国と香港の問題に関しては今後も予断を許さないところであり、この動向次第では香港などでもビットコインの取引高が急増などといった動きとなるかもしれません。

以前からも述べている通り、ビットコインは安全資産かと言われるとそうとは言い切れないところがあると考えていますが、法定通貨に対する懸念が高まった場合などはビットコインへと資金を移動させる動きは十分に起こり得るでしょう。つまり、安易に安全資産か否かを考えるのではなく、その時々の状況やそれに伴って何が起こっているのかを判断することが重要ではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を下抜けての推移であり、バンドの+2σである10110ドル前後と-2σである8480ドル前後の水準が意識されることになりそうです。バンドの中心線である9290ドル前後と心理的な節目である10000ドルも依然として重要な水準と言えそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を下抜けて下落しており、警戒感が強まる状況です。このままバンドの-2σまで下落する可能性も十分にありそうです。バンド幅はやや縮小傾向ですが、全体的には横ばいでの推移です。レンジ圏での動きが意識されやすくなっていることから、バンドの-2σでは支えられる可能性が高そうです。ただ、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきているだけに、バンドブレイクからバンドウォークの流れも頭の片隅には入れておいたほうが良さそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデットクロスからの下落です。売り優勢の流れであり、このまま下落基調が維持されるかに注目が集まります。下値余地は十分にあるため、先行きに対する警戒感が高まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなっています。ただ、やや乖離が大きかったため、目先は下げ渋る展開です。とはいえ、バンドの+2σは上昇基調を維持しており、バンド幅は拡大基調です。ここからさらに下値を拡大する可能性は十分にありそうで、安易な押し目買いは危険でしょう。バンドの+2σの方向感に注意しつつの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kは下値圏まで下落し、そこから押し戻す動きを見せていますが、目先は腰折れ気配です。このまま下落して再度下値圏に入るかどうかに注目です。一方、%Dは下落して下値圏での推移です。上値の重さが意識されていますが、ここから持ち直すかどうかに注目でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10110ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9560ドル:昨日の高値
9290ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

9060ドル:現在値

9000ドル:心理的な節目
8820ドル:昨日の安値
8480ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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