ビットコイン円、節目100万円台を維持出来ず反落。上値の重い展開に(5/25朝)

週末(5/22ー5/24)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、節目100万円台を維持出来ず反落。上値の重い展開に(5/25朝)

節目100万円台を維持出来ず反落。上値の重い展開に

〇週末ビットコイン円相場は上値重い
〇一時100.4万円まで上昇するも、ハッシュレートの更なる低下、ロスカット等で一時95.4万円まで下落
〇テクニカルはやや下落リスクが高まりつつあるものの、ファンダメンタルズは強く下落余地は限られる
〇都度深めの押し目を作りながらも、底堅く推移する展開を想定
〇本日の予想レンジ92.5ー100.0万円

昨日の概況

週末(5/22ー5/24)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①米CFTCが公表したCOTレポートにてビットコイン先物建玉が過去最高水準(54,390BTC)を更新すると(大口ヘッジファンド参入への期待感)、5/23には一時100.4万円まで上昇する場面も見られました。しかし、一目均衡表転換線に続伸を阻まれると、②暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルでBTCプットオーバーが拡大)や、③ハッシュレートの更なる低下(マイナーによる撤退観測を想起)、④3/13安値と4/16安値を結んだサポートラインを下抜けたことに伴う俄かロングのロスカットも加わり、5/24には、一時95.4万円まで下落する展開となりました。もっとも、5/21に記録した直近安値95.0万円付近では押し目買い意欲も根強く、下げ渋ると、引けにかけて持ち直す展開に。本稿執筆時点(日本時間5時50分現在)では97.2万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/13に記録した安値44.2万円をボトムに反発に転じると、5/7には一時107.2万円まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや200日移動平均線を上抜けした他、強い買いシグナルを表す三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(※但し、足元では一目均衡表転換線を下抜けした他、3/13安値と4/16安値を結んだサポートラインも下方ブレイク。94.8万円付近で構える一目均衡表基準線や、87.5万円付近の200日線を試すシナリオも想定されることから、一時的なダウンサイドリスク=下髭リスクが高まりつつある状況です)。

ファンダメンタルズ的に見ると、①世界的な外出規制の緩和を受けた投資家心理の改善期待や、②株式市場や原油先物価格の持ち直しを受けたリスク選好ムードの高まり、③半減期を通過したことに伴う供給量の減少(マイナーによるビットコイン売り圧力の減退+希少性向上に伴うビットコイン買い需要の高まり)、④世界的な金融緩和継続に伴う法定通貨のインフレ懸念(インフレヘッジ目的としてのビットコイン買い需要)、⑤ヘッジファンドや米大手金融機関による暗号資産ビジネスへの参入観測(建玉急増)、⑥米中対立激化懸念の高まり(米中対立激化は逃避目的としてのビットコイン買い材料)など、ビットコイン相場を押し上げる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にやや下落リスクが高まりつつあるものの、ファンダメンタルズ的な強さを考慮すれば下落余地は限られると予想されます(※但し、一時的に下髭を付けにいく展開も想定されることから、ポジションサイズの管理には要注意)。ハッシュレートの動向(含むマイニング勢の撤退観測)や、米中対立激化を巡るヘッドライン、暗号資産オプション市場におけるヘッジ操作の動き(マイニング勢によるダウンサイドヘッジの可能性)を睨みながらも、当方では引き続き、上昇トレンドの継続(buy on dip)をメインシナリオとして予想いたします(都度深めの押し目を作りながらも、底堅く推移する展開を想定)。尚、本日は英国および米国市場が休場となることから、海外時間帯は静かな動きとなりそうです。

本日の予想レンジ:92.5万円ー100.0万円


注:ポイント要約は編集部

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