ビットコイン円、直近安値更新も下げ渋る展開。米中対立激化はBTC買い材料か?(5/26朝)

5/25(月)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。

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ビットコイン円、直近安値更新も下げ渋る展開。米中対立激化はBTC買い材料か?(5/26朝)

ビットコイン円、直近安値更新も下げ渋る展開。米中対立激化はBTC買い材料か?

〇ビットコイン円、オプションのダウンサイド織り込みやハッシュレートの一段の低下で93.4万円に下落
〇その後は人民元の12年ぶり安値設定等で反発、96.4万円まで持ち直す
〇ビットコイン円、テクニカルはやや下落リスクが高まるも、ファンダメンタルズ強く下落余地は限られる
〇ハッシュレート、米中対立ヘッドライン。人民元基準レート等注視
〇上昇トレンドの継続がメインシナリオ、本日の予想レンジ:92.5ー100.0万円

昨日の概況

5/25(月)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。①暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルにてBTCプットオーバーが拡大。マイニングファームや海外取引所によるヘッジ目的のコール売り+プット買いの可能性あり)や、②ハッシュレートの更なる低下(ハッシュレートは年初来最低水準を更新。市場参加者はマイナーの撤退観測を想起)、③3/13安値と4/16安値を結んだサポートライン及び、④一目均衡表基準線を下抜けたことに伴う俄かロングのロスカットが重石となり、アジア時間には、5/12以来となる安値93.4万円まで下落しました。しかし、ボリンジャーバンド下限や、200日移動平均線をバックに下げ渋ると、⑤米中対立激化を意識したBTC買い圧力も加わり(※昨日は中国人民銀行が対ドル基準値を12年ぶりとなる人民元安水準に設定。米中対立激化→人民元売りの流れはBTC買いに波及する傾向あり)、本稿執筆時点(日本時間4時50分現在)では96.4万円付近まで持ち直す動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、3/13に記録した安値44.2万円をボトムに反発に転じると、5/7には一時107.2万円まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや200日移動平均線を上抜けした他、強い買いシグナルを表す三役好転も成立するなど、テクニカル的にみて、「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(※但し、足元では一目均衡表転換線を下抜けした他、3/13安値と4/16安値を結んだサポートライン、一目均衡表基準線も下方ブレイク。短期的に87.5万円付近に位置する200日移動平均線を試すシナリオも想定されることから、一時的なダウンサイドリスク=下髭リスクには注意が必要)。

ファンダメンタルズ的に見ると、①世界的な外出規制の緩和を受けた投資家心理の改善期待や、②株式市場や原油先物価格の持ち直しを受けたリスク選好ムードの高まり、③半減期を通過したことに伴う供給量の減少(マイナーによるビットコイン売り圧力の減退+希少性向上に伴うビットコイン買い需要の高まり)、④世界的な金融緩和継続に伴う法定通貨のインフレ懸念(インフレヘッジ目的としてのビットコイン買い需要)、⑤ヘッジファンドや米大手金融機関による暗号資産ビジネスへの参入観測(CME先物市場でも建玉が急増)、⑥米中対立激化懸念の高まり(米中対立激化は逃避目的としてのビットコイン買い材料を促す傾向あり)など、ビットコイン相場を押し上げる材料が増えつつあります。

ビットコイン円、直近安値更新も下げ渋る展開。米中対立激化はBTC買い材料か?

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にやや下落リスクが高まりつつあるものの、ファンダメンタルズ的な強さを考慮すれば下落余地は限られると予想されます(※但し、一時的に下髭を付けにいく展開も想定されることから、ポジションサイズの管理には引き続き注意が必要)。ハッシュレートの動向(含むマイニング勢の撤退観測)や、米中対立激化を巡るヘッドライン(本日10時15分に中国人民銀行が発表する対ドル基準値レート)を睨みながらも、当方では引き続き、上昇トレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします(200日線を下回らない限り、buy on dip継続方針)。

本日の予想レンジ:92.5万円ー100.0万円

注:ポイント要約は編集部

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