新設の取引所バックトが仮想通貨利用の起爆剤に!?(8/6)

週末の仮想通貨取引は大幅に下落し、4日の段階で7日続落といった展開です。売りの流れが強まっており、警戒感が強まります。

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新設の取引所バックトが仮想通貨利用の起爆剤に!?(8/6)

バックトが仮想通貨利用の起爆剤に!?

【概況】

週末の仮想通貨取引は大幅に下落し、4日の段階で7日続落といった展開です。売りの流れが強まっており、警戒感が強まります(ただ、日曜日は買い戻しが見られて底堅い動きを見せています)。ビットコインは対円で80万円を割り込んでの推移で、買い方の投げが売り圧力を強めています。ETF承認に関して延期されるのではないかといった見方が強まっていることが下落につながっているといった話があります。延期の決定が漏れているのでは?といったうわさまで出ており、懸念されるところとなっています。

現状は仮想通貨相場にとってかなりの逆風が吹き荒れていますが、注目すべき情報が入ってきています。それはニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタルエクスチェンジ(ICE)がバックト(Bakkt)という決済市場の創設を発表しています。
これはマイクロソフトやスターバックスなどと提携した決済システムとなっています。

スターバックスを例にとって考えてみましょう。スターバックスで3ドルのコーヒーを買う際にビットコインで支払うとします。この時、スターバックスは価格変動のリスクを負います。その時は3ドル分のビットコインだったものが、3時間後にビットコインが急落して2ドル分の価値しかなくなってしまった、ということは起こり得る話です。もちろん、ビットコインが急騰して4ドル分になることも起こり得ますが、価格変動が大きいということは売り上げが安定しません。長期計画を立てるうえで企業にとっては非常に大きなデメリットとなるわけです。そういったデメリットを解消するためにはビットコインを素早くドルに換える必要があるわけです。それを行う場所としてバクトを創設しようとしているわけです。

これにより、仮想通貨を実際の取引に用いるという動きが広がる可能性が出てきます。しかもバクトはICEが創設するわけですから、こういった取引に参加する企業などにとっても高い信頼性があるでしょう。11月をめどに認可を受けた初の取引所としてスタートさせたい意向のようです。認可先がCFTCであるだけに、まだ予断を許しません。さらに、実際にバクトが利用されるかどうかは定かではありません。しかし、バクト創設の動きが好感される可能性はありそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは、日足ではボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが意識され、バンドの中心線を抜けて下落しています。バンドの-2σで支えられるかどうかで先行きの流れが変わってきそうです。現状バンドの-2σは6860ドル前後であり、戻りのめどはバンドの中心線である7690ドル前後の水準となっています。

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから調整が意識され、そのままバンドの中心線を抜けて-2σまで下落する展開です。先週、バンドの中心線を抜けたら6500ドルが視野に入ると書きましたが、バンドの-2σが上昇基調を維持しており、6860ドル前後の水準が下値として意識されそうです。バンド幅は縮小傾向で、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきているものと思われますが、まだバンド幅は広い状態であり、一時的にはバンドの-2σで支えられるのではないかとみています。支えられた場合はバンドの中心線である7690ドル前後を目指していくものと思われます。ただ、バンドの中心線を下抜けたことでトレンドそのものの転換が意識され、上値の重い流れとなっていくのではないでしょうか。もちろん、バンドの-2σをブレイクしてのバンドウォークとなる可能性も残っており、そうなった場合は7月12日の安値6080ドルが目標となっていくでしょう。

バックトが仮想通貨利用の起爆剤に!?

また、ストキャスティクスを見ると、デットクロスからの下落が継続しています。下値圏に入っており、ここから持ち直すことが出来るかがポイントです。%Kは底打ちが意識されており、後は%Dが上昇基調に転じるかに注目です。%Dが底打ちとなれば短期的には買い戻しの動きがみられるでしょう。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線の割り込みが確定しています。流れの悪さが意識されるところであり、直近安値で年初来安値でもある5760ドルやバンドの-2σである5520ドル前後の水準が視野に入ってきます。再度持ち直してバンドの中心線である7540ドルを上抜ければ再びバンドの+2σである9570ドルを目指す流れとなりそうですが、重要な支持線を抜けており、厳しい形になっていることは否めない局面です。

ストキャスティクスで見るとゴールデンクロスからの上昇していましたが、%Kが下落に転じ、さらに%Dも下落に転じています。売り圧力が強まる可能性が高まっています。%Kに関しては持ち直しの気配も見せており、少しわかりにくいところではありますが、形は確実に悪化している点は頭に入れておいたほうが良いでしょう。

【主要仮想通貨価格】(日本時間6時)

ビットコイン:7042.3ドル(+0.76%)
イーサリアム:410.36ドル(+1.29%)
リップル:0.43448ドル(+1.26%)
ビットコインキャッシュ:711.16ドル(+2.52%)

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9570ドル:ボリンジャーバンド週足の+2σ水準
9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7690ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
7540ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線

7040ドル:現在値

7000ドル:心理的な節目
6860ドル:7月上旬の高値水準・ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6500ドル:心理的な節目
6000ドル:2/6の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値
5520ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準

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