価格は持ち直したが・・・(20/3/26)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移です。

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価格は持ち直したが・・・(20/3/26)

価格は持ち直したが・・・

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9715.6ドル(+4.15%)
イーサリアム:245.65ドル(+6.55%)
リップル:0.18992ドル(+1.75%)
ビットコインキャッシュ:243.23ドル(+4.67%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移です。昨日の東京時間帯から買い戻しの動きが強まり、NY時間に入り米株の持ち直しやドル安などが意識されたことで上値を拡大しています。その他のコインも大きく上昇しており、市場には資金が流入する展開となっています。

さて、昨日大きく持ち直したビットコインですが、1万ドルが上値抵抗帯として意識される流れが続いています。ここから状況が大きく好転する可能性がないとは言いませんが、まだまだ予断を許さない局面ということができそうです。市場の予想もまちまちであり、少し上がれば楽観的な見方が、少し下がれば悲観的な見方が強まるといったように、非常にあいまいです。これに関してはどの相場でもそうなのでビットコインに限ったものではありませんが、やや極端な価格予想が出ることも多く、その点は懸念しているところではあります。

ただ、現状は方向感の見えにくい状況が継続しており、半減期を通過したにもかかわらず価格の上昇が見えず、マイニング収入が低迷しているという状況にあることは事実です。現状のマイニング収入は取引手数料の低迷なども相まって減少傾向にあります。このまま下落基調を維持すれば、ハッシュレートが低下する事態が起こりかねません。

前回の難易度調整で難易度は大きく上昇しましたが、その後のハッシュレートの動向を見る限り、次回の難易度調整において難易度が低下する可能性があるでしょう。そうなればビットコインの価格にも下押し圧力が強まる展開が予想されるところです。

このままビットコイン価格が伸び悩む、もしくは下押し圧力が強まるなど言うことになれば、マイナーの収益を圧迫することはもちろんのこと、個人投資家にとっても半減期後の上昇に対する期待感の剥落を意識させるでしょう。そうなった場合、ロングポジションを決済する動きが強まる可能性があります。また、ビットコインの先物取引においては『ファンディングコスト』の支払いなどがあり、価格の伸び悩みや下落はロングポジションの決済へとつながりかねません。

半減期後の価格の伸び悩みの可能性やリスクについてはこの場でも何度か書いてきましたが、依然としてそのリスクは払しょくされておらず、今後も意識すべき状況が継続しているということができそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である9550ドル前後の水準を上抜けたことで、中心線と+2σである9930ドル前後の水準で挟まれたレンジが今後展開される可能性が高まっています。バンドの中心線を挟んでの動きとなった場合はバンドの-2σである9180ドル前後の水準も意識されるところです。バンド幅が比較的狭い状況ですので、節目の水準を抜けた場合は大きな動きとなりやすいため、注意が必要でしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-1σを挟んでの動きから上昇基調を強め、バンドの中心線を抜けて上昇する動きとなっています。このままバンドの+2σまで上昇する可能性も十分にありそうです。バンドの±2σはほぼ横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすくなっています。ただ、バンド幅は狭く、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドブレイクがみられた場合はバンドウォークとなりやすいところですので、その点は十分に注意したいところです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが持ち直し、ゴールデンクロスからの上昇となっています。このまま上昇基調を維持するかどうかに注目ですが、目先は買い優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから一気に上昇し、バンドの+2σをブレイクしてバンドウォークとなっています。バンドの-2σが下落基調を強め、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークであり、ここからさらに上値を拡大する可能性もあるでしょう。バンドの-2σの方向感を見極めながらにはなりますが、安易な戻り売りはリスクが高いでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスから下落する展開となっています。まだ高値圏での推移ではありますが、このまま下落基調を強めた場合は売り圧力が強まるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13760ドル:2019年の高値
10000ドル:心理的な節目
9930ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9790ドル:昨日の高値

9720ドル:現在値

9550ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9290ドル:昨日の安値
9180ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9000ドル:心理的な節目
3430ドル:2019年の安値

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