ビットコイン円、週末に控えるオプションカットやCME6月限SQを前に動き辛い時間帯(6/24朝)

23日(火)のビットコイン円相場は上昇後に反落。

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ビットコイン円、週末に控えるオプションカットやCME6月限SQを前に動き辛い時間帯(6/24朝)

ビットコイン円、週末に控えるオプションカットやCME6月限SQを前に動き辛い時間帯

〇ビットコイン円金融市場のリスク選好回復に一時104.4万円に上昇
〇テクニカルな弱さ、マイニング大幅難化からのハッシュレート低下懸念など、下落要因多い
〇ビットコインと欧米株の相関高まりつつあり、欧米株を睨みながらの神経質な展開を予想
〇今週金曜に大量のオプションカットオフ、CME6月現を前に動きづらい時間帯
〇本日の予想レンジ:98.0万円ー105.0万円

昨日の概況

23日(火)のビットコイン円相場は上昇後に反落。①トランプ米政権による「新型コロナ対策として国民への現金給付第2弾を支持する」との発表や、②米ニューヨークにおける外出規制緩和(レストランやバーなど屋外施設でのサービス再開)に伴う期待感、③ハッシュレートの持ち直し、④SECのJay Clayton長官退任を巡る一部報道(市場では同氏が退任することでビットコインETFの認可が近づくと見る向きあり)、⑤ETHやBCHなどアルトコイン相場の堅調な動き、⑥上記①②を背景としたリスク選好ムードが支援材料となり、日本時間早朝には、一時104.4万円まで急伸しました。しかし、一目均衡表基準線やボリンジャーミッドバンドに続伸を阻まれると、⑥新型コロナ第2波リスク(米国や中国で感染再拡大の兆候)への警戒感等が重石となり、米国時間には再び102.3万円付近まで反落する動きとなりました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では102.8万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/1に記録した約2ヶ月半ぶり高値110.5万円をトップに反落に転じると、6/15には、一時95.6万円まで反落しました。この間、21日移動平均線やボリンジャーミッドバンド、一目均衡表基準線及び転換線を下抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転も終了するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります(※昨日は一時104.4万円まで反発するも、一目均衡表基準線やボリンジャーミッドバンドに続伸を阻まれ再び反落)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感(米国や中国でパンデミック再燃リスク→投資家心理の悪化)や、②欧米株や原油先物価格の不安定化(リスクオンの巻き戻し→リスクアセット売り→資産現金化への波及に警戒)、③暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き、④ハッシュレートの不安定化(難易度調整大幅難化→マイナーの採算性悪化→ハッシュレート低下→ビットコイン下落への想起)など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「下落リスク」が警戒されます。米ニューヨーク市における経済活動再開や、米国による追加景気対策は織り込み済みであり、一巡後の反落リスクに引き続き注意が必要でしょう(リスクオンの巻き戻し→ビットコイン下落の波及経路をメインシナリオとして予想)。ここ数週間、ビットコインと欧米株の相関が高まりつつあり、本日も欧米株を睨みながらの神経質な展開を予想いたします(※今週末金曜日に予定されている大量のオプションカットオフや、CME先物の6月限SQを前に方向感を見出しづらい時間帯)。

本日の予想レンジ:98.0万円ー105.0万円

ビットコイン円、週末に控えるオプションカットやCME6月限SQを前に動き辛い時間帯

ビットコイン円日足

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