ビットコイン円、下落後に持ち直す展開。本日は巨額オプションカットがメインイベント(6/26朝)

25日(木)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。

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ビットコイン円、下落後に持ち直す展開。本日は巨額オプションカットがメインイベント(6/26朝)

ビットコイン円、下落後に持ち直す展開。本日は巨額オプションカットがメインイベント

〇ビットコイン96.5万円まで下落後にボルカールール緩和でリスクセンチメント改善100万円手前まで反発
〇ここから先はコロナ第二波到来による2番底形成への警戒が必要
〇欧米株動向、本日17時の巨額オプション期日、ハッシュレート動向注視
〇本日の予想レンジ:95.0万円ー105.0万円

昨日の概況

25日(木)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。①新型コロナ第2波リスクの高まり(米カリフォルニア州やテキサス州、フロリダ州などで感染者急増)や、②世界的な貿易戦争拡大リスク(米中対立懸念に加えて、米欧および米英貿易摩擦が再燃)、③欧米株の不安定化を背景とした資産現金化需要の高まり(リスクアセット売り)、④ハッシュレートの軟調推移が重石となり、アジア時間午後にかけて一時96.5万円まで急落しました。しかし、⑤米通貨庁による「ボルカールールの一部緩和」発表を受けて、⑥リスク回避ムードが後退(資産現金化需要が後退→リスクアセット反発)すると、ビットコインにも買戻し圧力が加わり、本稿執筆時点(日本時間5時15分現在)では99.5万円前後まで持ち直す動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/1に記録した約2ヶ月半ぶり高値110.5万円をトップに反落に転じると、6/15には、一時95.6万円まで反落しました(昨日も一時96.5万円まで下落)。この間、21日移動平均線やボリンジャーミッドバンド、一目均衡表基準線及び転換線を下抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転も終了するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感(米国や中国でパンデミック再燃リスク→投資家心理の悪化)や、②欧米株や原油先物価格の不安定化(リスクオンの巻き戻し→株安・原油安→リスクアセット売り。3月のコロナショック時と同様の相場=二番底が到来するとの警戒感)、③暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き、④ハッシュレートの不安定化(難易度調整大幅難化→マイナーの採算性悪化→ハッシュレート低下→ビットコイン下落への想起)など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「下落リスク」が警戒されます。世界的な外出規制の緩和や、世界的な景気対策の発表は既に織り込み済みであり、ここから先は一巡後の反落リスクに注意が必要でしょう(第2波リスク到来→株安・原油安→リスクアセット売り→2番底形成)。新型コロナ第2波リスクに絡むヘッドラインや、欧米株の動向(昨日のボルカールール緩和の影響が銀行株にどの程度のインパクトをもたらすのかを見極める展開)、暗号資産オプション市場の大型カットオフ(本日17時)及びCME先物6月限SQに絡むポジション調整、ハッシュレートの動向を睨みながらも、ビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想いたします。尚、世界最大の暗号資産オプション取引所Deribitにおける本日17時のカットオフ金額はトータル73,902BTC(=739億円)と巨額水準に達しており、カットオフ後の乱高下(ガンマポジションが本日17時を以ってクリアされることで値動きが荒くなる恐れあり)に注意が必要でしょう。

本日の予想レンジ:95.0万円ー105.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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