ビットコイン円、日米主要イベントを前に方向感を見出しづらい時間帯(7/1朝)

30日(火)のビットコイン円相場は新規材料に乏しい中、狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、日米主要イベントを前に方向感を見出しづらい時間帯(7/1朝)

ビットコイン円、日米主要イベントを前に方向感を見出しづらい時間帯

〇ビットコイン100万円手前の狭いレンジで方向感に欠ける
〇ビットコイン円、テクニカル、ファンダメンタルズとも上値の重さが意識される
〇本日発表の日米の主要イベントが不冴な結果となれば、「株安→ビットコイン下落」へ波及する恐れも
〇本日の予想レンジ:95.0万円ー103.0万円

昨日の概況

30日(火)のビットコイン円相場は新規材料に乏しい中、狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。日本時間朝方に一時99.4万円まで上昇するも、心理的節目100万円をバックに戻り売りが強まると、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感や、②暗号資産オプション市場及びCME先物市場におけるダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルのBTCプットオーバー拡大やCME先物市場のネットショート拡大)、③テクニカル的な地合いの弱さ、④主要イベントを前にした様子見ムード(日銀短観や米ISM製造業景況指数など)が重石となり、本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では98.7万円前後まで小緩む展開となっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/1に記録した約2ヶ月半ぶり高値110.5万円をトップに反落に転じると、6/27には、約1ヵ月ぶり安値となる95.1万円まで下落しました。この間、21日移動平均線やボリンジャーミッドバンド、一目均衡表基準線及び転換線を下抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転も終了するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります(昨日も心理的節目100万円台の回復には至らず)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感(米国や中国、欧州におけるパンデミック再開リスク→投資家心理の悪化→リスクアセット売り)や、②欧米株及び原油先物価格の不安定化(昨日は欧米株・商品市況共に底堅い動きが継続するも、本日以降の重要イベントを経て再び下落に転じる恐れあり。株安・原油安→リスクアセット売り→3月のコロナショック時の相場再来を想起)、③暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルがダウンサイドを織り込むBTCプットオーバーに拡大傾向)など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が引き続き燻っている状況です。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「上値の重さ」が意識されます。心理的節目100万円をバックにした戻り売りは根強く、本日も新型コロナウイルスに関する続報や、欧米株の動向、米中貿易摩擦に関するヘッドライン、日米の主要経済指標(日銀短観や米ADP雇用統計、米ISM製造業景況指数など)を睨みながらも、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(足元リスク選好ムードが広がりつつありますが、本日発表される日米の主要イベントが不冴な結果となれば、再び「株安→ビットコイン下落」へ波及する恐れあり)。

本日の予想レンジ:95.0万円ー103.0万円

ビットコイン円、日米主要イベントを前に方向感を見出しづらい時間帯

ビットコイン円日足

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