ビットコイン円、新規材料に乏しい中、心理的節目100万円を静かにトライ(7/2朝)

1日(水)のビットコイン円相場は小幅上昇。

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ビットコイン円、新規材料に乏しい中、心理的節目100万円を静かにトライ(7/2朝)

ビットコイン円、新規材料に乏しい中、心理的節目100万円を静かにトライ

〇ビットコイン円リスク選好ムードに小幅上昇
〇米国時間に一時99.9万円まで上昇するも100万円にのせず
〇ビットコイン円テクニカル、ファンダメンタルズとも上値の重さ意識される
〇本日の予想レンジ:95.0万円ー103.0万円

昨日の概況

1日(水)のビットコイン円相場は小幅上昇。①ムニューシン米財務長官による「7月末までに上院と下院が協力し追加救済策を進める」との発言や、②堅調な米主要株価指数を背景とした投資家心理の改善ムード(リスク選好の円売り)、③香港情勢を巡る米中関係の先行き不透明感(逃避目的のビットコイン買い需要の高まり)、④新型コロナワクチン開発への期待感(米ファイザーやバイオンテックが良好な治験結果を出したとの報道)が支援材料となり、米国時間には、一時99.9万円まで上昇しました。しかし、心理的節目100万円をバックに戻り売りが強まると、⑤暗号資産オプション市場やCME先物市場におけるダウンサイドを織り込む動きや、⑥世界的な出来高低迷(薄商い)、⑦テクニカル的な地合いの弱さ、⑧未確認取引の急増が重石となり、本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では99.4万円近辺まで小反落する動きとなっております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/1に記録した約2ヶ月半ぶり高値110.5万円をトップに反落に転じると、6/27には、約1ヵ月ぶり安値となる95.1万円まで下落しました。この間、21日移動平均線やボリンジャーミッドバンド、一目均衡表基準線及び転換線を下抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転も終了するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります(足元99万円台へ反発するも心理的節目100万円をバックに戻り売り意欲も根強い)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感(カリフォルニア州は1日の新規感染者数が過去最多を記録)や、②欧米株及び原油先物価格の不安定化(本日の米雇用統計の結果次第で、欧米株・商品市況が共に崩れる恐れあり。この場合、新型コロナ第2波リスク及び米中対立激化といった二大不安材料も相俟って株安・原油安→リスクアセット売り→ビットコイン売りに繋がる可能性あり)、③暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルがダウンサイドを織り込むBTCプットオーバーに拡大傾向)、④ビットコイン出来高の低迷(市場参加者の減少懸念)、⑤未確認取引の急増など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が引き続き燻っている状況です。

ビットコイン円、新規材料に乏しい中、心理的節目100万円を静かにトライ

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「上値の重さ」が意識されます。心理的節目100万円をバックにした戻り売り意欲は根強く、新型コロナウイルスに関する続報や、欧米株の動向(ここ最近は株式相場とビットコイン価格の相関性が高い)、米中貿易摩擦に関するヘッドライン、米国の主要経済指標(7/3が米祝日となることから、米雇用統計は本日発表)を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:95.0万円ー103.0万円

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