ビットコイン円、節目100万円トライ失敗後に急反落。見切り売りが広がる展開(7/3朝)

2日(木)のビットコイン円相場は値を崩す展開。

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ビットコイン円、節目100万円トライ失敗後に急反落。見切り売りが広がる展開(7/3朝)

ビットコイン円、節目100万円トライ失敗後に急反落。見切り売りが広がる展開

〇ビットコイン円雇用統計良化にも上値99.7万円までで伸び悩む
〇出来高低迷、見切り売り等が重しに
〇ビットコイン円テクニカル、ファンダメンタルズとも上値の重さが意識される
〇100万円トライ失敗に伴う失望感からビットコイン円続落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ92.0万円ー100.0万円

昨日の概況

2日(木)のビットコイン円相場は値を崩す展開。①株高・原油高を背景としたリスク選好ムードや、②香港情勢を巡る米中関係の先行き不透明感(逃避目的のビットコイン買い需要の高まり)、③新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感、④米雇用統計の力強い結果(非農業部門雇用者数は前月比+480万人と過去最大を記録。失業率も5月の13.3%から11.1%へ大幅に低下)が支援材料となり、米国時間には一時99.7万円まで上昇する場面も見られました。しかし、心理的節目100万円や、前日高値99.9万円をバックに伸び悩むと、⑤暗号資産オプション市場やCME先物市場におけるダウンサイドを織り込む動きや、⑥世界的な出来高低迷(薄商い)、⑦テクニカル的な地合いの弱さ、⑧未確認取引の増加、⑨上値の重さを嫌気した短期筋による見切り売りが重石となり、米国時間午後にかけては、96.5万円まで反落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間4時50分現在)では97.7万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/1に記録した約2ヶ月半ぶり高値110.5万円をトップに反落に転じると、6/27には、約1ヵ月ぶり安値となる95.1万円まで下落しました。この間、21日移動平均線やボリンジャーミッドバンド、一目均衡表基準線及び転換線を下抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転も終了するなど、テクニカル的にみて、「地合いの弱さ」を印象付けるチャート形状となりつつあります(心理的節目100万円をバックに戻り売り圧力が根強い状態)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクへの警戒感や、②欧米株及び原油先物価格の不安定化(新型コロナ第2波リスク→株安・原油安→リスクアセット売り→ビットコイン売りへの波及経路)、③暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動き(PUTオプションの大口ブロックトレードの活発化)、④ビットコイン出来高の低迷(市場参加者の減少懸念)、⑤未確認取引の急増など、ビットコイン相場の下落を意識させる材料が増えつつあります。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「上値の重さ」が意識されます。節目100万円トライ失敗に伴う失望感から、本日はビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想いたします(直近安値95.1万円を下抜ける展開を想定)。

本日の予想レンジ:92.0万円ー100.0万円


注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、節目100万円トライ失敗後に急反落。見切り売りが広がる展開

ビットコイン円日足

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