雇用統計を受けても大きな動きにはならず(20/7/3)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。

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雇用統計を受けても大きな動きにはならず(20/7/3)

雇用統計を受けても大きな動きにはならず

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9094.4ドル(-1.64%)
イーサリアム:226.32ドル(-2.28%)
リップル:0.17469ドル(-1.05%)
ビットコインキャッシュ:219.52ドル(-2.07%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。米雇用統計を受けて一時上昇したものの、NY時間帯で急落しており、警戒感が強まる状況です。その他のコインも軟調地合いとなっています。米雇用統計は市場予想を上回る結果であり、ダウが一時460ドル高水準まで上昇したものの、雇用統計が現状の労働市場を正しく反映していないとの指摘があることや、コロナウィルス第2波が米国を中心に懸念されていることなどが嫌気されて上げ幅を縮小しており、結局90ドル高水準での引けとなっています。こういった動きが仮想通貨(暗号資産)市場にとっても意識された可能性はあるでしょう。

さて、今日米国は独立記念日の振り替えで休場となるため、仮想通貨(暗号資産)市場もそこまで大きな動きにはなりにくいのではないかと思われます。米雇用統計も通過したことで、手掛かり材料難となってさらに方向感の見えにくい流れとなっていく可能性もあるでしょう。ここから市場で注目されるファンダメンタルズはコロナウィルス第2波の問題やワクチン開発の動向、米中対立や英国のEU離脱などといった通商関係の問題などいくつか挙げることはできますが、これまでも散々意識されてきた問題であり、これが市場に大きなインパクトを与えるかというと難しいところかもしれません。

また、米大統領選挙に関しては世論調査などに一喜一憂するといった展開はあると思われますが、仮想通貨(暗号資産)市場に大きな影響を与えるかどうかといったところは不透明といいますか、そこまで大きな影響を与えない可能性も高いのではないかとみています。株式市場などが大きく動く可能性はあるので、それに付随した動きが展開される可能性は十分あるとは思いますが、候補者にとって仮想通貨(暗号資産)に対する意見を表明するメリットは現状ではまだそこまで大きなものではないのではないかと思われます。

そうなってくると、ハッシュレートの動向やテクニカル的な動きから展開が予想されることが多くなっていくことも考えられますが、全体的に動意薄となっているだけに、動き出しを待つしかないような状況となっています。ただ、10000ドルや9000どるなどといった価格が意識されている状況下で、その価格帯を抜けてきた場合は手仕舞いが入って価格が思わぬ動きを見せることも考えられる局面ということができるでしょう。エネルギーが積み重なっている場面ではちょっとしたことで一気に流れが出来上がることは相場においてはよくあることです。動き出した場合は安易に調整の動きを狙うのではなく、素直についていったほうが良いのではないかと思われる状況となってきているように思われます。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである8980ドル前後の水準とバンドの中心線である9330ドル前後で挟まれたレンジを動いています。狭いレンジでの動きが継続していますが、節目の価格を抜けた場合は大きな動きとなる可能性が出るだけに、注意したい局面でもあります。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからじり高基調となっていたものの、バンドの中心線に届かずに抑えられる展開となっています。そのままバンドの-2σまで下落したものの、そこからは押し戻す動きが展開されています。ただ上値は重く、再度-2σまで下落する可能性は高そうです。バンドの+2σがほぼ横ばい、-2σはじり安となっており、バンドの+2σが下落に転じた場合はトレンドそのものが下向きとなって下値を拡大しやすくなるので、その点は注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは押し戻す動きから腰折れ基調です。再度下値圏を目指す動きであり、売り優勢の局面ということができそうです。このまま下落基調を強めてバンドの-2σまで下落といった動きになる可能性が高そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落し、一気にバンドの中心線を抜けて-2σまで到達し、バンドブレイクとなる動きとなりましたが、目先そこからは持ち直す動きです。バンドの±2σがほぼ横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすくなっています。このまま-2σから調整の動きが意識されて中心線まで上昇するかどうかに注目です。

ストキャスティクスで見ると%Kは下値圏から持ち直しての動きです。上昇の勢いも強く、上昇基調を継続することができるかどうかに注目です。一方、%Dは下落基調を維持しています。このまま下値圏に入るかどうかがポイントとなりそうです。一時的には持ち直す可能性が高まっていますが、先行きに関しては上値の重さが意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

10490ドル:2020年の高値
10000ドル:心理的な節目
9680ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9330ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
9270ドル:昨日の高値

9090ドル:現在値

9000ドル:心理的な節目
8980ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
8950ドル:昨日の安値
4000ドル:2020年の安値

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