資金確保を急ぐ動き(20/7/8)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。

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 資金確保を急ぐ動き(20/7/8)

資金確保を急ぐ動き

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9260.6ドル(-0.24%)
イーサリアム:238.49ドル(+0.11%)
リップル:0.18398ドル(-1.26%)
ビットコインキャッシュ:236.94ドル(-0.71%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。買い戻しの動きが一服して調整の動きが入っています。米国市場でリスク回避的な動きが意識される中で上値を抑えられています。ドルの堅調地合いなども売り圧力を強める展開となっています。一方、その他のコインはまちまちで、イーサリアムなどは底堅い動きを見せたものの、リップルなどは下げ幅を拡大しています。前営業日の大幅上昇に対する修正なども意識されたのではないでしょうか。

さて、『今週は起債が相次ぎ、スロースタートだった2020年度の日本国内事業債の起債総額が前年度を上回ってくる見通し』といったニュースが入っています。日銀の社債オペが追い風となっているようですが、コロナウィルスの第2波に対する警戒感が強まる中、企業は資金調達を急いでいる状況とみられています。いざという時のために手元資金を厚くする動きが強まっているのはリスク管理として当然のことですが、コロナウィルスの第2波の可能性が十分にある、といった見方をしている証拠ではないでしょうか。

コロナウィルスに関しては現段階で米国では感染が拡大しており、第2波が到来しているということができそうで、再び世界経済の重しとなる可能性は十分にあるでしょう。そうなった場合、やはり現金化の流れが仮想通貨(暗号資産)の上値を抑えることとなるでしょう。

現在の米国市場は一時の上昇局面と比べれば上値を抑えられていますが、大きな流れで見れば経済指標の持ち直しなどを眺めてダウなどはしっかりとした動きが展開されています。そして、それ以上に金が大幅上昇となっています。米国債利回りも低位で安定した動きを見せており、市場は先行きに対する懸念を意識しているかのような展開となっています。そういった状況下でビットコインは方向感の見えにくい動きが継続しています。これは現状でのビットコイン投資はリスクが高く手を出しにくい状況を示しているのではないでしょうか。ただ、長期的に見れば上昇する可能性が高いためにホールドしている状況であり、それが下値を支えているのではないでしょうか。

何をもってコロナウィルスの第2波到来と判断するのかが難しいところではありますが、まずは経済指標や株価の動向にはしっかりと注意を払う必要がありそうで、少しでも異常を感じたら手仕舞いして手元の現金を増やすなどといった対策を考えたほうが無難でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である9260ドルを挟んでの動きとなっており、レンジ圏での動きが意識されています。バンドの+2σである9600ドル前後の水準と-2σである8920ドル前後の水準が節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きとなっています。一時中心線を上抜ける動きを見せましたが、上値は重く中心線まで押し戻されています。目先はバンド幅の縮小傾向もあり、方向感の見えにくいところです。ただ、市場にはエネルギーが蓄積されてきているので、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスから上昇していましたが、目先%Kが下落に転じています。このまま下落基調を維持するのかどうかに注目です。ただ、%Dが上昇基調を維持しているので、底堅い動きが展開される可能性は高そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きから調整の動きが入っており、そろそろバンドの中心線に到達しそうです。バンドの±2σが上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きです。一時的に調整の動きが入っても底堅い動きから買い戻される可能性が高そうで、再度バンドの+2σまで上昇しそうです。

ストキャスティクスで見るとデットクロスからの下落の流れが継続しています。%Kが一時的に持ち直す場面はありますが、流れとしては下落基調といった動きとなっています。このまま下落基調を維持するかどうかに注目ですが、目先はまだ売り優勢といったところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】


10490ドル:2020年の高値
10000ドル:心理的な節目
9600ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
9360ドル:昨日の高値
9260ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

9260ドル:現在値

9260ドル:昨日の安値
9000ドル:心理的な節目
8920ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4000ドル:2020年の安値

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