ビットコイン円、リスク回避ムードの高まりを受けて2週間ぶり高値圏から急反落(7/10朝)

9日(木)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。

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ビットコイン円、リスク回避ムードの高まりを受けて2週間ぶり高値圏から急反落(7/10朝)

ビットコイン円、リスク回避ムードの高まりを受けて2週間ぶり高値圏から急反落

〇ビットコイン円、欧米株の急反落に一時98.6万円まで急落
〇一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンド、心理的節目100万円を下抜け上値重い
〇オプション市場ではインプライドボラティリティが約2週間ぶり高値圏へ急上昇、膠着相場脱却か
〇本日の予想レンジ95.0万円ー102.0万円

昨日の概況

9日(木)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。①新型コロナ第2波リスクへの警戒感や、②トランプ米大統領を巡る不確実性の高まり(米連邦最高裁判所はトランプ米大統領の財務記録の開示を命ずる判断を下した)、③上記①②を受けた欧米株の急反落(投資家心理の悪化→リスク回避ムード)、④短期筋の見切り売り(心理的節目100万円台での上値の重さを嫌気)が重石となり、米国時間には、一時98.6万円まで急落しました(アジア時間に記録した日通し高値101.3万円から2.7万円の下げ幅。心理的節目100万円を再び割り込む展開)。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では98.9万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、アジア時間に記録した高値101.3万円をトップに反落に転じると、米国時間には一時98.6万円まで下落しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや心理的節目100万円を下抜けするなど、テクニカル的にみて「上値の重さ」を印象付けるチャート形状となっております(100万円台での上値の重さを再確認→短期筋の見切り売りを誘発)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①新型コロナ第2波リスクの高まり(投資家心理が再び悪化する懸念)や、②欧米株及び原油先物価格の冴えない動き(リスク回避ムード再燃→リスクアセット売り)、③ビットコイン市場の出来高急減(約8カ月ぶり低商い)など、ビットコイン相場の下落を想起させる不安材料が引き続き沢山残っている状況です。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも「下落リスク」が警戒されます(市場参加者による戻り売り圧力が根強く、上値余地は乏しい)。世界的な株式市場の動向(欧米株の下落がアジア株の下落に波及するか否か。特に中国株に注目)や、新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドライン、香港情勢や米中対立激化の続報(トランプ米大統領はファーウェイなど中国5社の製品を使った企業の物やサービスの発注を禁止する規制を完成させる予定)、暗号資産オプション市場やアルトコイン相場の動向を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(暗号資産オプション市場でインプライドボラティリティが約2週間ぶり高値圏へ急上昇=値幅拡大を予想する市場参加者が増加。ここ1カ月続いた膠着相場からの脱却が引き続き警戒されます)。

本日の予想レンジ:95.0万円ー102.0万円

ビットコイン円、リスク回避ムードの高まりを受けて2週間ぶり高値圏から急反落

ビットコイン円日足

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