ビットコイン円、心理的節目100万円を挟んで再び膠着(7/23朝)

22日(水)のビットコイン円相場は心理的節目100万円付近で再び膠着。

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ビットコイン円、心理的節目100万円を挟んで再び膠着(7/23朝)

ビットコイン円、心理的節目100万円を挟んで再び膠着

〇ビットコイン円100万円付近で膠着
〇テクニカルの持ち直しの兆しをファンダメンタルズの弱さが阻む
〇ビットコイン円下落をメインシナリオとして予想、本日の予想レンジ97.5万円ー102.5万円

昨日の概況

22日(水)のビットコイン円相場は心理的節目100万円付近で再び膠着。①欧米の財政出動期待(EU復興基金の合意成立や、米政府による月内の追加景気対策期待)や、②上記①を受けたリスク選好ムード(リスクアセット上昇→ビットコイン上昇)、③心理的節目100万円突破に伴う短期筋のロスカットが支援材料となり、前日海外時間には、7/9以来、約2週間ぶり高値となる100.8万円まで上昇しました。しかし、対ドルでの節目9500ドルをバックに戻り売りが強まると、④米追加景気対策を巡る先行き不透明感の高まり(ムニューシン米財務長官は今月中の合意を目指しているが、民主党・共和党間の隔たりは大きく、月内合意は困難との見方も浮上)や、⑤米中対立激化懸念(米政府が在ヒューストン中国総領事館の閉鎖を要求し、中国外務省も対抗措置を講じる構え。米中報復合戦の始まりの恐れ)が重石となり、本稿執筆時点(日本時間午前5時30分現在)では、100.5万円前後で伸び悩む動きとなっております。歴史的膠着相場からの脱却が期待されましたが、昨日は再び膠着相場に戻りました(1日の値幅は僅か0.9万円)。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、7/16に記録した安値97.2万円をボトムに反発に転じると、7/21には一時100.8万円まで上昇しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドを上抜けするなど、テクニカル的にみて「下値の堅さ」を印象付けるチャート形状となっております(心理的節目100万円を12日ぶりに回復)。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナ第2波リスクの高まり(ロックダウン再開の恐れ)や、②米中対立激化懸念(米中報復合戦の恐れ)、③欧米株及び原油先物価格の割高感(過剰流動性相場逆流の恐れ)、④暗号資産オプション市場におけるダウンサイドを織り込む動きなど、ビットコイン円相場の下落を想起させる不安材料が引き続き残っている状況です。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に持ち直しの兆しが見られるものの、ファンダメンタルズ的な弱さが続伸を阻むシナリオが想定されます。新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドラインや米中対立激化に関する続報(米政府による在ヒューストン中国総領事館の閉鎖要求に対する中国政府の報復内容に注目)、欧米株や原油先物価格の動向を睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(欧米の景気対策期待は織り込み済みであり、一巡後の反落リスクに要警戒)。

本日の予想レンジ:97.5万円ー102.5万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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