ビットコイン円、約1ヵ月半ぶり高値圏へ急伸。アルトコインが相場を牽引(7/27朝)

週末(24日ー26日)の暗号資産市場でビットコイン円相場は急上昇。

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ビットコイン円、約1ヵ月半ぶり高値圏へ急伸。アルトコインが相場を牽引(7/27朝)

ビットコイン円、約1ヵ月半ぶり高値圏へ急伸。アルトコインが相場を牽引

〇週末ビットコイン円相場は急上昇、一時106.0万円まで急伸
〇リスク選好ムードの高まり、Defi銘柄中心のアルトコイン相場の急上昇等が背景
〇テクニカルには強い買いシグナル「三役好転」、上昇トレンド入りを示唆する「バンドウォーク」発生
〇ファンダメンタルズは過剰流動性の逆流、アルトバブル崩壊等のリスク懸念される
〇本日の予想レンジ:100.0万円ー106.0万円

昨日の概況

週末(24日ー26日)の暗号資産市場でビットコイン円相場は急上昇。①欧米の財政出動期待(EU復興基金案の合意成立や、米政府による追加景気対策期待)を背景としたリスク選好ムードの高まり(リスクアセット上昇→ビットコイン上昇)や、②心理的節目100万円突破に伴う短期筋のロスカット(ショートカバー)、③暗号資産オプション市場におけるトップサイドを織り込む動き(リスクリバーサルが10日ぶりにBTCプットオーバーからBTCコールオーバーへ急転換)、④相次ぐ金融緩和や財政不安を背景とした法定通貨の減価懸念(インフレヘッジを目的に金価格が約9年ぶり高値圏へ急伸→デジタルゴールドと称されるビットコインにも資金流入)、⑤アルトコイン相場の急上昇(Defi銘柄を中心にアルトコインがバブルの様相→ビットコイン相場も連れ高)が支援材料となり、米国時間朝方にかけて、6/11以来、約1ヵ月半ぶり高値となる106.0万円まで急伸しました。もっとも、対ドルでの心理的節目10000ドル突破に伴う達成感から戻り売り=利食い売りが強まると、引けにかけて反落し、本稿執筆時点(日本時間午前4時45分現在)では、104.5万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/27に記録した安値95.1万円をボトムに反発に転じると、7/26には一時106.0万円(約1か月半ぶり高値圏)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上限を上抜けするなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(強い買いシグナルを示唆する三役好転や、強い上昇トレンド入りを示唆するバンドウォークも発生)。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルス第2波を巡る懸念(米国の新型コロナウイルス感染者数が400万人を突破)や、②米中対立激化の恐れ(米政府によるテキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖命令→対抗措置として中国政府も四川州成都市にある米国総領事館を閉鎖命令)、③欧米株及び原油先物価格の割高感(過剰流動性によって実体経済とマーケットの乖離が拡大→過剰流動性相場の逆流に警戒)、④アルトコインに見られるバブルの様相など、ビットコイン円相場の反落を想起させる懸念材料が少なくありません。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に「地合いの強さ」が見られるものの、ファンダメンタルズ的な弱さが続伸を阻むシナリオが想定されます。新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドラインや米中対立激化に関する続報、欧米株や原油先物価格の動向、アルトコイン相場(特にDefi銘柄)の動きを睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想いたします(欧米の財政出動期待は織り込み済みであり、今週は材料出尽くし感に伴うリスクアセット売りに要警戒)。

本日の予想レンジ:100.0万円ー106.0万円

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ビットコイン円日足

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