ビットコイン円、約5ヵ月半ぶり高値圏へ急伸。年初来高値更新まであと一歩(7/28朝)

27日(月)のビットコイン円相場は急上昇。

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ビットコイン円、約5ヵ月半ぶり高値圏へ急伸。年初来高値更新まであと一歩(7/28朝)

昨日の概況

〇ビットコイン円114万円台に急上昇
〇米中対立激化を背景とした逃避需要、リスク選好回復、アルトコインの堅調等が背景
〇史上最高値を更新した金価格の行方、アルトコイン相場の動向等注視
〇ビットコイン円相場の上昇トレンドの一服(年初来高値115.0万円をバックにした戻り売り)を予想
〇本日の予想レンジ:109.0万円ー117.0万円

27日(月)のビットコイン円相場は急上昇。①米中対立激化を背景とした逃避目的のビットコイン買い需要や、②欧米の財政出動期待(EU復興基金案の合意成立や、米政府による追加景気対策期待)を背景としたリスク選好のビットコイン買い需要、③暗号資産オプション市場におけるトップサイドを織り込む動き(リスクリバーサルにてBTCコールオーバーが一段と拡大→ガンマショート勢のロスカットを巻き込む動き)、④相次ぐ金融緩和や世界的な財政不安を背景とした法定通貨の減価懸念(法定通貨のインフレリスク→金価格が史上最高値更新→デジタルゴールドと称されるビットコインにも資金流入)、⑤アルトコイン相場の堅調推移(Defi銘柄を中心にアルトコインがバブルの様相)が支援材料となり、米国時間午後にかけて、2/13以来、約5ヵ月半ぶり高値となる114.4万円まで急伸しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間午前4時30分現在)では、113.7万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコインの対円相場は、6/27に記録した安値95.1万円をボトムに反発に転じると、昨日(7/27)は一時114.4万円(約5か月半ぶり高値圏)まで急伸しました。この間、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや一目均衡表雲上限を上抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や、強い上昇トレンド入りを示唆するバンドウォークも発生するなど、テクニカル的にみて「地合いの強さ」を印象付けるチャート形状となっております(年初来高値115.0万円まであと一歩に迫る動き)。尚、日足RSIは80%近辺まで急騰しており、オシレータ系インジケータには過熱感が見え始めました。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、①新型コロナウイルス第2波を巡る懸念や、②米中対立激化の恐れ、③欧米株及び原油先物価格の割高感、④アルトコインに見られるバブルの様相(ポジション調整リスクなど)など、ビットコイン円相場の反落を想起させる懸念材料は少なくありません(世界的な金融緩和によって実体経済とマーケットが大きく乖離→一部の市場でプチバブルが発生→過剰流動性相場の逆流に警戒)。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的に「地合いの強さ」が見られるものの、ファンダメンタルズ的な弱さが続伸を阻むシナリオが想定されます(※海外時間帯に大きめのロスカット=ショートカバーが発生したこと、年初来高値115.0万円をバックに戻り売りが強まる可能性あること等も上値を抑制する要因)。新型コロナ第2波リスクを巡るヘッドラインや米中対立激化に関する続報、欧米株や原油先物価格の動向、史上最高値を更新した金価格の行方、アルトコイン相場の動向(特にDefi銘柄のバブルが続くか否か)、オプション市場のプライスアクション(ガンマショート勢のロスカット=短期オプションの買戻しが発生するか否か)を睨みながらも、本日はひとまず、ビットコイン円相場の上昇トレンドの一服(年初来高値115.0万円をバックにした戻り売り)を予想いたします。

本日の予想レンジ:109.0万円ー117.0万円

昨日の概況

ビットコイン円日足

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